競馬が取り持つ縁
水曜日の担当は、坂田博昭です。 今日から来週の月曜日まで、名古屋競馬の開催。 今日は、現役最高齢競走馬・ヒカルアヤノヒメ(牝18歳)が出走したり 岡部誠騎手が通算4500勝を達成したり。 話題盛りだくさんの、名古屋競馬。 しかし…… 私、別の仕事のため名古屋競馬場におりません(汗)。 北海道・北見市にある、アドヴィックス常呂カーリングホール。 年に一度のカーリング日本一決定戦、「第39回全農日本カーリング選手権」が開催されております。 Youtubeのライブ配信の仕事を承っていまして。 このように、機材を並べて配信業務。 勿論私はアナウンサーさんでもあるので、自分でも実況したり出演したりします。 いまは、こうしたカーリングのご用でしばしば北見を訪れていますが……元はといえば、この場所この街との繋がりは、やはり競馬。もうご存じの方も少しずつ少なくなっていくのかも知れませんが、この北見は「かつて競馬場があった街」です。 初めて北見を訪れたのは、2006年11月27日。 そう……北見競馬場での最後の開催の日でした。 出来たときから、平地競馬のないばんえい競馬専用の競馬場っていうのは、4市でやっていたときもここだけだったんですよね。 北見競馬場名物「ばんば焼き」売り場 その日あまりの混雑でここまでしか近づけず。 「14:00まで予約承ります」の張り紙が、名物繁盛を思わせます。 ひゃー(笑) 確か当時のばんえい競馬の中継放送って、こういう風にガラス張りの「サテライトスタジオ」的な場所でやってたんだよな。 北見競馬場に初めて行ったのが、この競馬場最後の日でした。 翌日。北見駅から1日確か②便ぐらいしかないバスに揺られて①時間あまり。 当時の常呂町(いまの北見市常呂)まで出かけました。 カーリングの聖地と呼ばれる、当時の常呂町カーリングホール。 トリノオリンピックで本格的にカーリングのファンになり、是非一度訪れてみたいと思っていた場所でした。 常呂町は、オホーツク海に面した小さな町。 でも農業漁業がとても盛んな場所です。 常呂の港 当時は、ホタテがこのような感じで舟からトラックへ直接、ざらざらと水揚げされていました。 競馬場がなくなり、縁がすっかり途切れて行かなくなってしまった場所も、本当にたくさんあるんです。でも……北見だけはね。前々別の形で縁がつながっています。 アドヴィックス常呂カーリングホール(2015年2月撮影) いまは、通年カーリングが出来る、こんな立派な施設になりました。 とはいえ。北見での競馬の縁も、全くなくなってしまったわけではありません。競馬場は廃止になりましたが、北見駅から車で10分ぐらいの国道沿いには、地方競馬の場外発売所「ミントスポット北見」があります。 ミントスポット北見外観 2020年11月撮影 この場所にも、何度かイベントに呼んで頂いて、北見のお客さん方とご一緒に競馬を楽しませてもらっていました。 早くまた、そういう機会が戻ってくれば良いのですが………。 週明け・5月30日月曜日は、名古屋競馬2回目のナイター開催。 重賞の湾岸スターカップ(SP2)が行われます。 それまでには、私も本州に戻りますね。