でくの坊　雨にも　風にも　

友人より鑑賞を薦められ、レンタル・ショップに度々足を運ぶも、置かれる見込みがないということで、DVDを購入した映画「インサイドジョブ」

同人に薦められた神谷秀樹著「強欲資本主義」も併読。

「TSUNAMI」とか、「メルトダウン」といった単語が、リーマンショックでも使われていたとは。

経済学者も財界人もべったりで、利権を操る立場ながら政府高官にまで指名されるアメリカの政治形態に驚き。

「チェンジ」を謳ったオバマ政権も、結局はリーマンショックのA級戦犯を重用せざるを得ずで、体質は全く変わらず。


いくら立派な経済学が説かれても、結局、他との比較に堕ちてしまい、止まることを知らない人の欲のおぞましさには、太刀打ち出来ません。


「知足」の見識が、今こそ問われているように思いました。




知人が、来春より山口大学の経済学部に入学との朗報あり。
しかし、食いっぱぐれが無さそうだから経済学部なんて、おいおい・・・経世済民！



近年はグローバル化のデメリットばかりが謳われるようになりましたが、是非とも政財界に響くほど「知足」のグローバル化に心血を注いで欲しいものです。