「鬼八」 童心社
熊本の阿蘇から宮崎の高千穂にかけて伝わる鬼八伝説を元にした絵本。鬼八図書館で偶然目についたもの。もちろん子どもに読もうと思って借りたのではなく、「炎の蜃気楼」が好きだから。「炎の蜃気楼」の「火輪の王国」に出てきて、結局ラストまで主人公高耶とともにある鬼八の念。伝承を元におはなしをふくらませているのねとはわかっていたけれど、絵本もあるとは思ってなかったな。「鬼八」でアフィリをさぐったら、他にも阿蘇の昔話として小学生が読むような本もあった。阿蘇の霜宮では毎年旧七夕のころ、選ばれた少女が火焚殿にこもり、火を焚いて鬼八の首を温めつづけている。炎の蜃気楼(ミラージュ)(15)炎の蜃気楼(ミラージュ)(16)炎の蜃気楼(ミラージュ)(17)炎の蜃気楼(ミラージュ)(18)炎の蜃気楼(ミラージュ)(19)