弾丸を噛め
評点 ★★★~★★★☆ レースを基本ベースにした旅行譚みたいな映画 馬は、いかった。【中古】 弾丸を噛め/ジーン・ハックマン,ジーン・ハックマン,キャンディス・バーゲン,ジェームズ・コバーン,リチャード・ブルックス(監督、製作、脚本),アレックス・ノース(音楽) 【中古】afb●1975年度 アメリカ映画 監督:リチャード・ブルックス 脚本:リチャード・ブルクス 出演:◇サム・クレイトン/ジーン・ハックマン 金持ちに雇われた、馬を愛する男◇ルーク・マシューズ/ジェームス・コバーン レース参加者◇ケイト・ジョーンズ/キャンディス・バーゲン 唯一の女性参加者◇ミスター/ベン・ジョンソン●あらすじ 新聞社ウェスタン・プレスが主催する2,000ドルの賞金をかけた西部横断レースが開かれることになった。動物をこよなく愛するクレイトンは、レースで優勝を目指す富豪パーカーの愛馬を列車に乗せる仕事を請け負っていたが、途中で路頭に迷っていた子馬を保護したため列車に乗り遅れてしまい、スタート地点までの100キロを走って向かうことになる。クレイトンはレース前夜にスタート地点に到着するが、レース直前に馬を疲れさせたことに腹を立てたパーカーから解雇されてしまう。そこでクレイトンは、レースに優勝して一攫千金を狙う旧友マシューズと再会し、同じくレースの出場者である青年カーボがロバを殴ったことに腹を立て、マシューズと共にカーボ相手に乱闘騒ぎを起こす。騒ぎが収まった後、クレイトンは興味のなかったレースに出場することを決める。●感想 大陸横断レース、などと聞くと血が騒いでしまいます。心のどこかに冒険に対する憧れがある。車でも馬でも一輪車でも徒歩でもマラソンでも。何かの能力を駆使して、時間リミットのあるレースに挑む姿勢は、誰にもワクワク感を齎すものかと思われます。 構想はそこそこ良いですが、実際は馬に乗って西部を走るだけのことなので、やはり何か、映画になるっぽい物語が必要になる。そこでクレイトンのような立場で、本人の願いとは別に急に参加することになる者の登場が期待されますかね? ということで、クレイトン周りにはそこそこ興味の持てる人助けとか、レースに参加した意味が、実は脱獄を狙っての、などとなるのですが、大半は馬が荒野を駆けるシーン・・・。馬好きには良いかと思いますが、少し退屈感もある。 物語の最後は、途中での伏線の通りに進みますが、まあ、結局のところ、ほぼ、予測した通りの展開ですかねえ?