|
テーマ:千の風になった君へ(329)
カテゴリ:千の風になった君へ
Keityan(亡き妻)
東日本大震災発生後、避難所になった校内でボランティア活動に精を出す生徒たちの笑顔。 炊き出し、トイレ用の水くみ、など。 テレビでそんな生徒の姿を見た。 その中には家族の行方がまだわからない生徒も。 自身が大津波にのまれ、廃材につかまりかろうじて生き延びた生徒も。 「昼間は気丈に振る舞っていますが」。 副校長は硬い表情で言った。 「夜、1人になると、真っ暗な校内で突然泣き出すんです」。 そうであろう! 昼間は気丈に振る舞っているが、夜1人になると泣くことを堪えることなどできるはずがない。 その光景を思い浮かべると胸が痛む。 俺もKeityanを去年、突然亡くした。 最近は人前では泣かないようにしているが、1人でいると毎日泣いている。 今も生徒たちとKeityanが重なって、泣きながらブログを書いている。 悲しい時は思い切り泣くしかないよ! 生徒たちが夜になると泣き出す気持ちが痛いほど分かる。 だから言いたい。 悲しい時は我慢をせず、どうか思い切り泣いてください。 良い事でも悪い事でも何時までも続くものなどない、と信じている。 本当の笑顔を取り戻せる時がきっとやって来る事を願っている。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年04月17日 10時32分40秒
[千の風になった君へ] カテゴリの最新記事
|