テーマ:チェス(476)
カテゴリ:チェス日記
ども 風邪予防のためイソジンうがいをする黒うさぎです。 こんばんはm(_ _)m え~ 昨日も昨日とて仕事から帰りTVをつけると 「ハリーポッターと賢者の石」を 放映しておりました。 いや~ 懐かしいっすね。 思えばこの作品がビデオ化された時 レンタル開始直後にビデオ屋で借りてきて チェスのシーンだけを繰り返し再生し その局面を再現させた事があったっけ。 やはり「ハリーポッター」と言えば チェスの局面ですよね。 (←?) という訳で 本日は「ハリーポッターと賢者の石」のチェスシーンより 「序盤の局面」について解説してみようと思います。 この作品の中で ハリー達は黒番を受け持っています。 ハリーはビショップ ハーマイオニーはルーク ロンはナイトを担当しています。 一方 「賢者の石」を守る「魔法使いのチェス」は 白番を受け持っています。 まず白番は キングの前にいるポーンを2マス進めています。 指し手としては1.e4になります。 それに対し 黒番を担当する「ロン」は「ポーンをd5へ」と指示しています。 これは1...d5にあたります。 そしてこの黒ポーンは 先程進んできた白ポーンにより壊されています。 つまり 白ポーンはこの黒ポーンを取った事になるので 2.ed5という指し手である事が分かります。 実はこのゲームの出だし チェスの世界では スカンジナビア定跡(別称:センターカウンター)という名前が付けられている 立派な序盤定跡の一つなのです。 現行のチェスが発明された当初から使われている 非常に歴史のある定跡であり 駒と駒がぶつかり合うような 激しい戦いになる事で知られています。 現在は黒が不利になり易いという理由から 黒番でこの定跡を用いる人はあまりいないようなのですが 派手なゲームが好きなプレイヤー 混戦模様のゲームが得意なプレイヤーは 今でもこの定跡を好んで使っています。 作品の時代設定や 映画の演出 そして何より 登場人物である「ロン」の人柄や性格を考えると この定跡が一番適しているかも知れませんね(^^ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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