「重力ピエロ」伊坂幸太郎
今年の1冊目はこれ。「重力ピエロ」昨年からの持ち越しでした。22日、出張先で時間調整で入ったモスバーガーからはじまったのに、勤務先の引っ越し、年末年始休みなどもあってずいぶん時間がかかってしまいました。---物語は仙台の町を舞台に、「泉水(いずみ)」と「春」二人の兄弟が、連続放火事件とグラフティアート(スプレーを使った落書き)の謎解きをするところから始まる。そして癌に犯されている父親も謎解きに参加して・・・。「遺伝子」をキーワードに、物語はぐるぐると目がまわるように展開していく。春の出生には秘密があった。そして、それ故に家族は遺伝子以上の深い絆で結ばれていた。---お父さん、そして物語の中、回想シーンで登場するお母さんがなんとも魅力的です。そうそう、この作品の登場人物が「死神の精度」に出てくるということを、以前ブログで教えていただきました。で、見直して見ると、「あ、いたいた」面白いです。手元に本がない状態で感想を書いているので、またあとで修正するかもしれません。