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delamoneyの職業が医師ということで、「高給取りの医師の投資方法では参考にならない」と思う方もいるかもしれないので、勤務医の給料(特に公立)は思ったほど高くないことを示しておきます。delamoneyの実感としてもこんなもんだと思います。delamoneyは1年前まで公立の施設に所属していました。
前にも書いたように、delamoneyの米国留学中の給与は230万円程度、帰国後は正式職員のポジションを得られず、アルバイト収入のみによる年収500万円程度が数年間続きました。 以下は、勤務医の給料が載っているサイト http://www.mhlw.go.jp/shingi/2002/07/s0726-9d.html から引用した、平成13年の医師の平均月給(税金・諸手当込・ボーナスを含めて平準化)です。 院長 公立 103万円(60才) 民間 150万円(60才) 部長 公立 96万円(54才) 民間 129万円(53才) 医長 公立 78万円(48才) 民間 104万円(46才) 医師 公立 64万円(37才) 民間 76万円(39才) 「開業医だったら儲かるんじゃない?」と思う方のために。 delamoneyは開業医ではないのでよくわかりませんが、医院を開業しようと思うと土地・建物・医療機器などを含めてたぶん2億円ぐらいかかると思います。これを金利3%、25年ローンで借り入れたとすると、年間返済額は1,138万円にものぼります。年間3,000万円稼いでやっと2,000万円弱の利益です。職員の給与などを考えると手元に残るお金はもっと少ないでしょう。開業して数年は「職員の給料は払えても自分の給料は出ない」とこぼす友人もいます。 「子供の代まで借金が残るので子息を医者にする」という開業医の話ならしばしば耳にしますが、「もう十分稼いだから早めに引退する」という開業医の話は聞いたことがありません。多くの医者がワーカホリックなためにリタイアしないのかもしれませんが、最大の理由は手元にそれほどお金が残らないからかもしれません。 私見ですがベンツを乗り回している開業医が多いのは、どうせ税金で利益を持っていかれるなら、ベンツを必要経費で落とすことにより見かけ上の利益を減らして税金を減らしたほうが得だからだと思います。 ちなみに、delamoneyの自家用車は200万円前後の国産車です。(10年以上乗った前車のクラッチが壊れて、泣く泣く新車を買う羽目になりました。) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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