BENEFIQUE【ベネフィーク パルファム】
■コンセプト『匠の手技を結集した硝子瓶から肌に一滴、贅沢に香りを嗜むパルファム。』資生堂150周年の限定品でベネフィークからは3品。・パルファム(32ml)¥22,000-・オードパルファム(50ml)¥9,900-・ルームフレグランス(180ml)¥4,950-■香調:心まで浄化されるようなボタニカル・フローラルフルーティーの香り。トップノート:つけた瞬間、さわやかさが香り立つフルーツ。ベルガモット、マンダリンなど。ミドルノート:透明感があふれ幸せを予感させるフローラル。オレンジフラワー、スプリングカトレアなど。ベースノート:安らぎ感のある落ち着くベースノート。ウッディ、ムスクなど■感想:私の好み度<70-75>第一印象は『今っぽいシャンプーの香り』ほどよくアロマティックな爽やかさ、軽やかなフルーティーさ。ベネフィークのブランドカラーのオレンジを思わせます。トップはハーバルで甘みのあるシトラス。アルコールのひんやりとした感じもあり冷蔵庫で冷やしたミカンの缶詰っぽさも。それにジューシーな洋梨、マスカット、青リンゴといったグリーン系フルーティに青いバナナ、カシスの葉(なんとなーくディプティック『ロンブルダンロー』の葉の感じも)と果物の美味しそうな香りが、果実そのものではなく化粧品らしさを持たせ香水用としてデザインされています。ミドルのフローラルが私には強く香らずトップのフルーティが強く続きますが朧げながらも思い出したのがオリジンズ『フロリックフローラル/2003』。春の陽射しのような安心感のあるフローラルブーケ。ラストもミドル同様にフルーティがどっしりと構えますがさすがにトップのクリアでスプラッシュなトーンはなくシロップのような濃厚な甘さに傾くもののそれでも香水のラストにあるパウダリー、ウッディな感じにならず。終始、フルーティフローラルのバスアイテムを使用したお風呂上がりのような香りは『きれいなお嬢さん(20代)お姉さん(30代)』の印象でアラフィフの私には照れくささがあります。ちなみに、ベネフィークのスキンケアを使用中でしたら化粧水、乳液、クリームといったスキンケアを混ぜたような香り。「乳液の香りの香水があればいいのに…」といった方におすすめ。■拡散性・持続性拡散性は普通からやや強め。持続性は長め。私はアトマイザーに移し替え、スプレーして使用中。■液の色・ボトル公式によると…こだわりの装丁・匠の目と技術を駆使して成型したガラスです。・匠の手技による資生堂伝統の金糸巻で仕上げました。・全25個のパーツを使い手作業で仕上げたパッケージです。液の色は無色透明。ボトルは、本体は球体、キャップは蕾型で緩やかな波のような流れの凹凸でトルネード状。おそらくベースはクリアで表面にオーロラ加工でオレンジピンクをメインにゴールドイエロー、オレンジといった偏光だけどエレガントな発色。首に金糸が巻かれ封印。糸の根元にシールラベル。約φ50×h88mm[32ml] 日本製■季節一番似合うのは春、3月から5月。日本人を対象としていると思うので通年でも。■年齢年齢は20代半ばから30代前半。女性向き。20代であればオフィスでも。40代以降はカジュアルシーンに。購入のきっかけは久々の資生堂新作香水ということ。これまで買ったボトルタイプ・1975年『ホワイトローズナチュラル』(通常販売品)・2010年『ローズルージュ/パルファン』32ml/¥21,000-・2011年『ローズロワイヤル/パルファン』32ml/¥20,000-・2019年『令和元年記念香水/32ml+白粉』¥12,000-『ローズルージュ』は残量約15%で香りはさすがに劣化。『ローズロワイヤル』は残量約5%で変化はしているけれど使用可能。『ホワイトローズナチュラル』は花瓶として再利用。高品質なガラスで花瓶使いはかなりおすすめ。これらの香水では一番フルーティでキュートな作品。■リピートは?この1本で5年以上使えるはずなのでリピートはなし。(ただサンプルでよかったスキンケアは買うかも。拭き取り化粧水リセットクリアNは好感触!)