テーマ:香水(935)
カテゴリ:<香水>
【コンセプト】 2016年発売。 思いもかけず初雪の中に咲くバラにインスピレーションを得て創られた 優しくピュアなフレグランス。 寒さはバラをさらに際立たせ弱々しい様子だが実は強いバラ。 匂いはそのままでほんの少し湿り気があり、 穏やかでパウダリーで優雅な香りに包み込まれる。 【調香師】 Nicolas Bonneville/ニコラボンヴィル パルファンロジーヌパリでは下記4種を担当。 ・La Cologne de Rosine/ラコン ド ロジーヌ(2015) ・Le Muguet de Rosine Edition Limitee/ミュゲ ド ロジーヌ(2015) ・Rose des Neiges/ローズ デ ネージュ(2016) ・Rose Griotte/ローズ グリオット(2021) 【香調】 パウダリー・ローズ トップ:霜にあたったマンダリン、ピンクペッパー、ライチ、ウォーターメロン *天然のアンバーの代用として開発された人工香料 ■感想:私の好み度<75> パウダリーフローラル×ウッディローズ トップはややクラシカルな印象のローズに ピンクペッパーのアクセントが少々。 バイオレットとヘリオトロープの (実際に、肌にあたるとアルコールの気化熱とは違うメントールの清涼感あり) 体温で温められるとウッディを早めに感じ、 温州みかんのジュースのようなやさしい甘み、 スイカの潮っぽいマリンノートも。 このミドルあたりにくるとモダンな印象になります。 ラストには、サンダルウッド&アンブロクサン/アンバーが5、 パウダリーフローラル3、ローズ2、 と土台となる香りが力強くオリエンタルな甘さも感じられ クラシカルに戻ってきます。 手洗いやお風呂などで、香水をつけた部分に水/湯が触れると、 それはとても上品なパウダリーな香りが舞い上がります。 わかりやすく例えればベビーパウダーの香り。 このひと時のパウダリーは夢見心地で最高! ■拡散性・持続性 拡散性はやや強め、持続性はやや長めから長め。 ■液の色・ボトル 液の色はやや黄緑がかった淡い黄色。 15mlボトルは円柱形で、本体はクリアガラスに銀色で品名、 キャップはシルバーで上部にマゼンタピンクでローズのロゴマーク。 サイズ:約19×h113mm[15ml] フランス製。 50mlボトルは、ベビーブルー×ピンク×グレーのカラーリング。 そこから私が連想するのは、マリーアントワネット。 ドレスのブルー、バラ・頬のピンク、髪のグレー、 ソフィアコッポラの映画『マリーアントワネット』の世界観。 劇中でキルスティンダンストが手にしても溶け込みそう。 コンバースのスニーカーのように(笑) ■季節 秋冬、春。 『雪のばら』という名前を意識して冬仕様にも。 夏はラストのパウダリーフローラルがやや重めかも。 ■年齢 20代半ば以降。女性向き。 オフィスにも馴染む綺麗めで清潔感のあるローズ。 年齢、シーンをあまり問わない。 ■リピート 15mlで十分に楽しめたのでリピートの予定はなし。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2023.03.30 22:00:00
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