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2010年11月20日
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カテゴリ:鉄旅
 鉄道乗車をテーマに書くのは1年ぶり。この土日は本当は九州へ旅行に行くはずでしたが諸々の都合で中止し、そのかわりといってはなんですが、近所に出かけてきました。行った先は秩父。
 秩父には秩父鉄道と西武鉄道とが走っており、秩父鉄道の御花畑(芝桜)駅と西武鉄道の西武秩父駅とは近所にはありますが、運賃計算上の特別なルールはあるものの別の駅となっています。ただし、秩父鉄道と西武鉄道とが西武秩父駅付近で連絡線を介してつながっており、以前からその連絡線を通る直通列車が走っています。しかし、これまで縁がなくて乗ったことがなかったため、これを機に乗りに行ってみたのでした。
 この連絡線を通る直通列車、平日は早朝は秩父鉄道から西武鉄道方面、夕方は逆方向に2本ずつ運転しているのですが、土休日は真逆で早朝は西武鉄道から秩父鉄道。夕方はその逆方向に2本ずつ運転となります。通勤と行楽とで需要が異なるということですね。

 平日と同じ5時半前に起きて夜明け前の出発。高崎線の本庄から秩父鉄道に乗り換える熊谷に向かう間に日が昇り始め、熊谷駅で秩父鉄道の1日乗車券を買い熊谷7時12分発の三峰口行きで出発。4両編成の列車は長瀞方面へ行く中高年のハイカーで座席がさらりと埋まる程度。
 寄居までは比較的単調な景色なので本を読んですごし、寄居からは左側の窓を眺めます。遠くを見やれば山の尾根の部分が色づき、すぐ眼下には荒川の渓谷。長瀞でハイカーがどっと降りると逆に秩父へ行く用務客が駅ごとに乗ってきて8時20分過ぎに秩父市内の御花畑(芝桜)駅着。

 ここから急ぎ足で線路端の小道を歩いて仲見世商店街を通って西武秩父駅8時30分発の各駅停車で1駅先の横瀬へ。西武秩父駅を出発するとすぐに右側に後で通る西武鉄道と秩父鉄道との連絡線が見えました。
 小奇麗ですが取り立てて何もない横瀬駅に降りて折り返し西武秩父に戻るきっぷを買って程なくすると、池袋からの本日下り1本目の快速急行三峰口・長瀞行きの列車が到着しました。
 列車はこの駅で三峰口行きと長瀞行きに分割されます。どちらも秩父鉄道に乗り入れるのですが、三峰口行きは西武秩父まで行った後方向を変えて連絡線を通って三峰口へ向かい。一方長瀞行きは連絡線を通って西武秩父駅の真横をすり抜けて方向を変えることなく長瀞へ向かいます。つまり、連絡線は2方向のX字になっており、上り下りはともかく両方面の列車に乗らなければ連絡線を完全に乗車することができないということになります。
 まずは三峰口行きからということで、今来た道を西武秩父まで戻り後から来る特急を待ち、さらにX字の連絡線の一辺を行く長瀞行き列車を先に通してから西武秩父を発車。右手の連絡線に入り左に西武鉄道の高架線が分かれたなと思うとすぐに秩父鉄道の線路に乗り入れて影森駅。まずは一辺終了。

 影森駅で降りたのは私一人で10分後の上り列車に乗るためにホームにそのまま残っていると駅員に不信がられかくかくしかじかと説明し(西武秩父は御花畑と同じ駅扱いということで、影森間は秩父鉄道の乗車券で乗れます。)、来た上り列車に乗って今度は連絡線を右に見やって2度目の御花畑(芝桜)駅。また仲見世を歩いて西武秩父駅そして横瀬駅へ。今度は少し時間があるので駅前を歩くと観光案内所兼お土産屋を見つけたので、土産にせんべいとかりんとうを求めました。店の人からは○番札所に行ってきたのかと聞かれましたが(紅葉の名所のようです。)、曖昧な返事をして、時間になったのでまた切符を買って(結局、西武秩父横瀬間を2往復したことになります。)ホームへ。
 この日2本目の池袋からの快速急行三峰口・長瀞行に今度は長瀞行きのほうへ乗車。長瀞行きは特急をここで待ち合わせてから発車(このあたりにダイヤ設定の妙味があります。)、今度は西武秩父駅手前で西武鉄道の線路から左にぷいと分かれ、秩父鉄道の線路に寄り添うように連絡線のもう一辺を通って合流。この日3度目の御花畑(芝桜)駅に着いたのでした。

 あとはそのまま長瀞までこの列車に乗って、長瀞で乗り換えて来た道を熊谷まで戻ったのが11時15分ころ。新たに乗った区間はほんのわずかでしたが、半日で大分鉄道に乗ったような気がしたのでした。





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最終更新日  2010年11月20日 20時05分56秒
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