第3回大会メタゲーム(後編)
(前編からの続き)◇墓地ソース 従来の墓地ソースと呼ばれるデッキは、今回の殿堂入りで《盗掘人形モールス》が1枚しか使えなくなってしまったことで弱体化してしまいましたが、現在の墓地ソースは《スクランブル・タイフーン》と《天災超邪 クロスファイア2nd》のギミックを搭載したスクランブル墓地といわれるタイプが主流になっています。 個人戦の予選突破者は8人と予選突破者全体の25%を占め、個人戦では最も強力だったデッキといえるでしょう。その次の日に行われた団体戦では使用者が圧倒的に増えたのも納得がいきます。>青黒赤 / スクランブル墓地プレイヤー:虎猫成績:個人戦3位 予選ラウンド成績:10位(6-2)-メインデッキ(40)-1《エメラル》4《シンカイタイフーン》4《終末の時計ザ・クロック》1《アクア・スーパーエメラル》4《スクランブル・タイフーン》3《停滞の影タイム・トリッパー》2《デュエマの鬼!キクチ師範代》1《盗掘人形モールス》2《地獄門デス・ゲート》3《百万超邪 クロスファイア》2《暴走龍 5000GT》4《戦略のD・Hアツト》3《天災超邪 クロスファイア2nd》4《疾封怒闘キューブリック》2《金属器の精獣カーリ・ガネージャー》-超次元ゾーン(0)-なし>青黒赤 / ガネージャー墓地ソースプレイヤー:リョウ成績:Top16 予選ラウンド成績:3位(7-1)-メインデッキ(40)-1《エメラル》3《シンカイタイフーン》3《フェイト・カーペンター》2《アクア・スーパーエメラル》4《封魔ゴーゴンシャック》3《終末の時計ザ・クロック》3《白骨の守護者ホネンビー》1《盗掘人形モールス》4《地獄門デス・ゲート》3《百万超邪 クロスファイア》2《暴走龍 5000GT》4《戦略のD・Hアツト》4《疾封怒闘キューブリック》3《金属器の精獣カーリ・ガネージャー》-超次元ゾーン(8)-4《ヴォルグ・サンダー/》1《勝利のガイアール・カイザー/》1《勝利のリュウセイ・カイザー/》1《時空の凶兵ブラック・ガンヴィート/》1《時空の封殺ディアスZ/》◇5cキューブ 《ミステリー・キューブ》から大型クリーチャーが出てくることを期待したデッキです。 《ミラクルとミステリーの扉》、《ガチンコ・ルーレット》、《ポジトロン・サイン》、《希望の絆 鬼修羅》と脇を固めるカード群が軒並み(プレミアム)殿堂入りし、大幅に弱体化したと思われました。しかし軸となるカードはいまだ健在で、《ガチンコ・ルーレット》の替わりに《フェアリー・ミラクル》を採用することで、《ミステリー・キューブ》によるコスト踏み倒しプラン以外にも、普通にコストを支払って大型クリーチャーを召喚するプランも積極的にとるようになりました。チーム名:イェーガーズプレイヤーA:NEWTON成績:団体戦優勝 予選ラウンド成績:8位(5-1)-メインデッキ(40)-1《蒼狼の始祖アマテラス》1《転生プログラム》1《ホーガン・ブラスター》4《勝利宣言 鬼丸「覇」》2《暴走龍 5000GT》2《ミサイル・バースト G》4《フェアリー・ミラクル》1《ガチンコ・ルーレット》1《セブンス・タワー》4《ミステリー・キューブ》1《獰猛なる大地》1《龍仙ロマネスク》2《無敵剣 カツキングMAX》3《偽りの王 モーツァルト》4《偽りの王 ヴィルヘルム》3《反撃のサイレント・スパーク》4《支配のオラクルジュエル》1《無法のレイジクリスタル》-超次元ゾーン(8)-3《ヴォルグ・サンダー/》1《時空の凶兵ブラック・ガンヴィート/》1《時空の封殺ディアスZ/》1《勝利のガイアール・カイザー/》1《勝利のリュウセイ・カイザー/》1《激天下!シャチホコ・カイザー/》◇黒緑速攻 今回も黒緑速攻は安定したデッキでした。構成にほとんど変化はないですが、多くのプレイヤーが3マナのクリーチャーとして《停滞の影タイム・トリッパー》を採用していたのが興味深いですね。決勝進出率も相変わらず高くも低くもないといったところでしょうか。プレイヤー:Aero成績:Best8 予選ラウンド成績:17位(6-2)-メインデッキ(40)-4《闇戦士ザビ・クロー》4《孤独の影ロンリー・ウォーカー》4《緊縛の影バインド・シャドウ》1《ねじれる者ボーン・スライム》3《停滞の影タイム・トリッパー》3《死神術士デスマーチ》4《冒険妖精ポレゴン》4《スナイプ・モスキート》1《ダンディ・ナスオ》1《ジオ・ナスオ》4《密林の総督ハックル・キリンソーヤ》3《雪要塞 ダルマンディ》4《無頼封魔アニマベルギス》-超次元ゾーン(0)-なし◇ヒラメキスネーク ヒラメキスネークのキーカードが殿堂入りしなかったことに多くのプレイヤーは驚いたのではないでしょうか? 事前のプレイヤーの反応からヒラメキスネークは多くいるのではないかと予想していましたが、実際はそれほど多くありませんでした。しかし今回ヒラメキスネークが優勝したので、個人戦におけるダークホース的デッキだったといえるでしょう。団体戦ではこの結果をうけて乗り換えたプレイヤーも多そうですね。 しかしこういったチェイン・コンボ系のデッキは慣れが必要なので、もしこれからヒラメキスネークを使いたいと考えているプレイヤーは、一人回しを何度もするなどして十分に動きを理解してから大会に挑むほうがいいでしょう。独特のスキルが問われるデッキだと思います。プレイヤー:ヒロ成績:個人戦優勝 予選ラウンド成績:8位(7-1)-メインデッキ(40)-1《瞬封の使徒サグラダ・ファミリア》4《黙示賢者ソルハバキ》4《光機聖霊ガブリエラ》4《預言者ローラン》2《預言者プロキオン》1《精霊王アルファディオス》1《ダイヤモンド・ソード》3《月光電人オボロカゲロウ》2《ザ・ストロング・スパイラル》1《スパイラル・ゲート》4《ヒラメキ・プログラム》1《学校男》1《阿弥陀ハンド》4《デビル・ドレーン》4《魔光騎聖ブラッディ・シャドウ》3《偽りの名 スネーク》-超次元ゾーン(0)-なし-◇その他- これは良いこととも悪いことともいえない事ですが、第1回から第3回になるにつれて段々と一風変わったローグデッキを持ち込んでくるプレイヤーが減少している傾向にあるようです。やはり予選ラウンド8回戦ともなるといろんなデッキと当たるがために特化したデッキは厳しいということでしょうか。 今後各プレイヤーがこういった情報を元に使われるデッキ群が絞られて来た時が、予想もしない角度から攻めるデッキが輝くので、地雷デッキビルダーの面白いデッキにこれから期待したいところです。>白緑 / ブータンPOPプレイヤー:ユーカリ成績:個人戦Top32 予選ラウンド成績:30位(5-3)-メインデッキ(40)-3《墓地の守護者メガギョロン》4《神豚 ブータンPOP》4《トンギヌスの槍》4《瞬封の使徒サグラダ・ファミリア》4《剛厳の使徒シュライバー》3《超次元サプライズ・ホール》1《ヘブンズ・キューブ》1《ロジック・キューブ》2《天真妖精オチャッピィ》3《ニヤリー》1《次元流の豪力》4《フェアリー・ギフト》2《フェアリー・ライフ》4《ピクシー・ライフ》-超次元ゾーン(8)-1《勝利のリュウセイ・カイザー/》1《勝利のプリンプリン/》1《イオの伝道師ガガ・パックン/》1《ブーストグレンオー/》1《激相撲!ツッパリキシ/》1《時空の英雄アンタッチャブル/》1《時空の踊り子マティーニ/》1《小結 座美の花/》>青 / リキッド・ピープルチーム名:さわやか絶好調!!プレイヤーB:ヒロリン成績:団体戦Top8 予選ラウンド成績:14位(4-2)-メインデッキ(40)-4《アクア・ガード》4《アクア・ティーチャー》4《アクア・エボリューター》4《一撃奪取 マイパッド》2《埋め立てロボ・コンクリオン》1《エメラル》4《封魔ゴーゴンシャック》2《アクア・スーパーエメラル》4《終末の時計ザ・クロック》4《アクア・ジェスタールーペ》4《超閃機 ジャバジャック》1《クリスタル・スーパーパラディン》2《超神星マーキュリー・ギガブリザード》-超次元ゾーン(8)-1《ヴォルグ・サンダー/》1《サンダー・ティーガー/》1《時空の凶兵ブラック・ガンヴィート/》1《時空の封殺ディアスZ/》1《時空の支配者ディアボロスZ/》1《勝利のガイアール・カイザー/》1《勝利のリュウセイ・カイザー/》1《激天下!シャチホコ・カイザー/》■まとめ 今回は初の2日連続同時開催で、DMのCSでは珍しい相談ありの団体戦でしたが、楽しんでもらえたでしょうか? すでに第4回の日付も決定しており、スタッフも次回はどんなことして楽しませようかと今からアレコレ考えてますので、ぜひ次回も応援してくださるとうれしいです! また、よければ今回の運営に対しての感想や、「次回はこうして欲しい」等の意見をTwitterのDM静岡チャンピオンシップ公式アカウント(@dm_shizuoka_cs)またはThunders#36(@Thunders36)、Lumi(@lumines2)にリプライまたはダイレクトメッセージでどんどん送ってください。