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先週と今週の土曜は、時間を縫って、「ファンド・レイザー」のお手伝いをしました。
募金を募るイベント・・・・とは云っても、ラルフスやアルバートソンのストアーの前に、テーブルを置いて、募金箱を置いて、ラッフルチケットを売って、保護犬の治療費の為の募金を募るというものです。 先週も今週も強烈に暑くって、夕方に近づくにつれて、段々と日陰が少なくなり、私たちもカンカン照りの中で、うだる中、募金を募っておりました。 お陰様で、終わった後は、ヘロへロで、アイスクリームの連続食い・・・・ 今日の募金運動で心を打たれたことは、、、、、、 11歳の女の子と5歳の女の子、8歳の女の子がお昼過ぎに、お父さんとストアーへ買い物へきてました。 女の子たちは、ちらちらと私たちを覗いていて、私も声を掛けたんですが、恥ずかしそうで・・・・ マックスとレオを「客寄せ」で連れていってたんで、「触りたいのか~」と思って、そう尋ねました。 すると、マックスにビビリながらも、みんなが触ってくれて・・・・「何をしてるの?」って、女のこから尋ねられたんです。 「病院に行かなければ治らない怪我をした犬のお医者さん代を、募金で集めている」ということを説明しました。 すると女の子たち私たちがやっていることがわかったようで、お父さんにこそこそ話。 でも、お父さんが用事があるということで、その場を去っていきました。 そして、私たちが5時過ぎに、テーブルを片付けているとき、その女の子たちが綺麗に紙でデコレートされているシューボックス(靴箱)を私に持ってきたんです。 「これ、何が入ってるの?」と聞くと・・・ 「先週、レモネードスタンドでレモネードを売って貰ったお金が65ドル入ってます。この使い道を悩んでいたんだけど、病気の犬や怪我をした犬の病院代に使って欲しいと思って・・・」 と、はにかみながら話してくれました。めちゃくちゃ感動しました・・・・・ 最近、ドラマ以外で、こういう感動がなかったもので・・・・ お父さんもこの3人の姉妹の意見に賛成して、わざわざ用事を済ませて、また戻ってきてくれたんですね。 私はすごいなーって思いました。 そう、お父さんがすごいなーって思いました。・・・・・うちの馬鹿息子にツメの垢を煎じて飲ませたい衝動に駆られました。 お父さんはおっとりした、それでいて、ぽっちゃりした方で、「娘達がそうしたいというので・・・」と照れていらっしゃいました。 アメリカでは子供たちがよく、レモネードスタンドを近所でやっています。 これらの多くは、子供達自信が「何かの目的」の為に、手作りのレモネードをつくって、1ドルや2ドルで売って、お金を集めるのです。 集まったお金で欲しいものを買ったり、何かの役に立つことにお金を寄付したり、使い道も子供任せ・・・ 親から言われたからとか、強制されたものではなく、自分たちがアイデアを出し、自分たちでレモンネードをつくり、自分たちで看板を作り、デザインして「お金を頂く」という流れを勉強できるんです。 そして、そこで得たお金を、貧しい人へ、助けの必要な動物へ、寄付する・・・・これも子供の判断です・・・ こういう教育こそ、子供が小さいうちからやるべきものだと、私は常々考えておりました。 ボランティアの教育は、もっともっと小学生や中学生のときに、どんどんやっていくべきだと思うんですよね。 成績や学歴、いい学校を出て、いい会社に入り・・・・って、結局のところ、親は子の将来の生活力を心配してるから口をすっぱくして言うんでしょうけど、「金、金、金」と執着させることより、こういう人の痛みがわかったり、何かの役に立つために・・・という教育はどんどんさせるべきだと思うんです。 子供にも大きな自信を与えると思うんですよね~。 私たちはこの姉妹にラッフルチケットをたくさんあげました。そして「自転車が当たるといいね~」って・・・・・ こういう子供もいる反面、「私の方が寄付が欲しいわよ・・動物になんかあげたって、感謝されやしないでしょ!」というババアもいました・・・・・ 先週、今週と2週間、この募金活動を手伝って、ほんとに勉強になります。。。。 「人間って・・・・」って、深く考えてしまいした・・・・ 募金ができない人を責めるつもりはありません。でも、気持ちの優しさってほんとに大事だと思います。 「頑張ってください」とか云われるだけでも暖かい気持ちは伝わります。 こういうことをやってると、ツバを掛けていくような人も中にはいます。(実際にいますよ!) でも、そういう人にでも「HAVE A NICE DAY~!」と声を掛けると、自分が気持ちよくなるものです。 私の中には「ヤカラ」も「仏」も存在しておりますもので・・・・・ うーん、また、いい勉強になりましたぁ~~~。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009.06.28 16:07:59
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