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テーマ:ミステリはお好き?(1430)
カテゴリ:北森鴻
同じ著者の「凶笑面」(→日記はこちら)を読んで気になってしまったのが,
北森鴻の「狐闇」なのだが,シリーズ的には「狐罠」の続きにあたる。「冬狐堂」こと宇佐見陶子がわなにはまって,鑑札を取り消され古美術商としての仕事ができなくなるほぼ1年間の話である。 明治維新,蘇我・物部の争い,義経伝説などを題材にしながら,現在の「事件」のきっかけ,動機,経過,結果をあくまでも「現在」に収めていくスタンスが好ましい。 親友であるカメラマン横尾硝子には「強さ」を感じた。頼もしい相棒の面目躍如か。 途中から登場するガスパールも携帯にメッセージを入れたり(代筆硝子)鳴き声を聞かせたりと活躍するのだが,陶子の部屋に帰ってきたときには,すっかり「酒飲み」になっていた。 ダメだよ!! 蓮丈先生! 研究室でネコに酒の相手をさせるなんて(笑) 場所,登場人物をフリーページの北森鴻メモ(冬狐堂シリーズ)に簡単にまとめてありますので,ごらんください。 北森鴻の他作品についての日記は,フリーページ 読了本(日本) (北森鴻)からごらんください。 楽天ブックス 次の日記も読ませていただきました。 なほまる日記(☆なほまる★さん) 藤枝梅安の梅安的生活(藤枝梅安さん) 本格ミステリと旅の写真(☆かよさん) ちょっといっぷく(ハレバレさん) 未来の予定~ラビ的(みっつ君) いろんなことを忘れないために(dai583さん) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007/01/17 08:51:24 PM
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