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カテゴリ:読んだ本(ミステリ・日本)
フランスの古本屋で見つけたものを著者が翻訳したという,
二階堂黎人の「カーの復讐」を読んだ。1911年発行の「La Vengeance de Ka」ということなので,「奇巌城」と「ルパンの告白」の間の作品と思えるが,その頃ルパンがどのような組織をもち,どのようなことを企んでいたのか,残念ながらまだ読書がそこまで進んでいない(笑) ところで,「カーの復讐」というから,本を手にするまでてっきり「ディクスン・カーの復讐?」「何をするの?」「密室殺人の常識を破る?」 などと考えていたのだが,この「カー」は古代エジプト語の「さまよえる死者」だったので,大笑い。 エコー・ド・フランスの編集長としての仮面をかぶったルパンが,パリ警視庁にもぐりこませたマルコ・ブルサン部長刑事とともに考古学博士ジョルジュ・ボーバン一家を襲った惨劇の謎を解き,真っ赤なルビーがついたメダリオン「ホルスの眼」は手に入れそこなったものの,隠された黄金も手に入れる。 今回のルパンは,編集長としての仮面ははげそうにないし,ライバル紙の隠れた大株主という設定でもあるし,推理はさえているしということで,ちょっとかっこよすぎ!! 怖いものなしといった感じである。 「怪盗」だから,よいのか(笑) もちろん,巻末には「La Vengeance de Ka」が実在しないと断ってあるが,ルブランのルパンがこの頃どのようになっていたか,そのうち読むのが楽しみである。 二階堂黎人の他作品についての日記は,フリーページ 読了本(日本) (二階堂黎人)からごらんください。 記事関連のオススメ日記 日々のあぶく(kiyu25さん) クリスタルのかけらに眠る勇者の心(かけらに眠るさん) 茶碗の縁に茶渋がつくまでさん どこまで行ったらお茶の時間さん * GRACEFUL DAYS *さん 「名探偵たちの事件簿」管理人のウェブログさん りぶらりだいあり(りぶらりさん) 楽天ブックス お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006/03/28 12:35:52 AM
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