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カテゴリ:TV・映画・コミックスなど
「仕掛人 藤枝梅安」(林徹監督・田村惠脚本)を見た。期待通りおもしろかった。テレビ東京系列の「逃亡者(のがれもの)おりん」もそこそこおもしろいし,「時代ドラマ」に少し順風が吹いてきたか(笑) 「お色気」シーンが最低限に抑えられていたのもよかったが,何よりよかったのは,宿場女郎のお仲(中山忍),さらにはその弟の死を,「お涙頂戴」にしないでさらっと流していたところ。 全体的に軽くはないが重過ぎず,よい塩梅だったように思う。 彦次郎は自分のイメージとは違うのだが,やはり小日向文世はよい!! スペシャルを何回かやる形でも,シリーズものになる形でもよいから,ぜひ小日向彦次郎を作り上げていってほしい。 藤枝梅安(岸谷五朗)にも小杉十五郎(原田龍二)にも特に文句はない(笑) 小杉十五郎を今回は裏の世界に連れ込まなかったのも,それをお仲の弟の死とからめたのもよかったと思う。 出色は梅安の鍼医院に雇われて通うおせき(鷲尾真知子)。梅安,小杉,彦次郎3人の食事場面で小杉によそった飯の高さ!! さらには,「イイ男」といってすりよっていくし(笑) 梅安の想い人であるおもん(高岡早紀)もよかった。どこがかというと,2人の間柄がすごく「落ち着いて」みえるところ。 もの足りなかった面も少しはある。小杉も含めて仕掛人側が強すぎて,危機感が全くなかった。 もう少しハラハラさせてほしかったなぁ。彦次郎が近江屋(本田博太郎)を狙う最初の場面で障子が閉められてしまい,「梅安とのタイミングがやばいか?」などとも思ったのだが,全くの杞憂。 安部長門守(石橋蓮司)を殺した梅安は「堂々と」雪隠から出てくるし,彦次郎も1人になった近江屋を殺して,あっさりと毒矢を回収(最初の場面で殺していたら,どうやって回収したのだろう?,笑)。 もの足りた面は数多くあるが,なんといっても「食べ物」。 食べ物がおいしそう,というだけではなく,おいしく食べている様子が最高!! 大根を女郎の足にたとえた(わけではなく,梅安が誤解しただけだが)音羽の半右衛門(藤田まこと)も,豆腐に目のない彦次郎も,安部長門守への仕掛けの前夜,おせきを帰して自分で料理したものを食べる梅安も本当に「おいしそうに」食べていた。 「おいしそう」ではなくて,実際においしいのだろう。何しろ原作は読むだけでおいしさを感じる池波正太郎だし,それを尊重して,こちらフジテレビ/News(土曜プレミアム『仕掛人 藤枝梅安』)によると,「故池波正太郎が愛した東京・銀座の老舗「てんぷら 近藤」の近藤文夫氏が料理監修を務め」とあるほどなのだから…… テレビのクイズ番組についての日記は,フリーページ テレビ番組 (ドラマ)からごらんください。 楽天ブックス お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006/11/05 12:39:16 AM
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