「赤壁(せきへき)の戦い」 ♪
吉川英治 著 『 三国志 』 全 八巻 今までは 三国志(一) 三国志(二) 三国志(三) 三国志(四)に。今日は、いよいよ「赤壁(せきへき)の戦い」三国志(五)です。呉(ご)との連合に成功した諸葛亮・字 孔明(しょかつりょう あざな こうめい)は、魏(ぎ)の曹操(そうそう)80万人の大軍を、長江の要害で迎え撃つ。兵力は圧倒的に劣っている 呉と蜀(しょく)の連合軍だった。ここで 火攻めの計 ですよ!巨大な炎と共に、火の鳥の様に水を翔けて、鎖でつないだ 魏の大艦・巨船にぶつかった小艇。巨船は炸裂し火の粉の嵐は、岩も焼け、林も焼け、陸の陣も炎の渦に。三国志で最も有名な「赤壁の戦い」を中心に迫力あるシーンが描かれています。 「赤壁の会戦」を数行で書くのは、難しい!この本にはどの巻尾にも、三国志地図が載っています。『赤壁の戦い地図』が加わっていて、劉備(りゅうび)軍・呉の孫権(そんけん)軍がどの行程で攻めたか 曹操の東北への敗走道程が、矢印で書き込んであってとても参考になります。第五巻は「大先輩との出会い」の題で宮尾登美子さんが、青春時代、「宮本武蔵」との出会いを、お書きになられていますよ。蓮4044