毎朝キャブ外し調整後試走、これの繰り返し。
T360の4キャブは一度調整してしまえば滅多に変動しない。
今回はフロートパンク(ガソリン進入)なので、
修理、再調整になる。
フロート交換はキャブを外せば簡単だが、簡単に外せれば苦労しない。
昔の修理方法はキャブアッセンブリー交換が普通、
交換後のキャブが山積になってたそうだ。
クランクのシールを注文したら、木箱に入ったエンジンが
送られて来たそうなので、フロートのハンダ付けなどは無かったと思う。
(注・この部分は後日)
キャブ調整は素人なので、少しずつ様子を見て上げていく。
360cc4キャブでは吸引力が弱いので、非常に細かい調整になる。
エンジンの状態はプラグを見れば判るので、比較的調子の良さそうな
2・3番に合わせる事にした。
T360は濃いガスでの走行はそんなに影響ない。
オーバーフローした時などは始動が悪くなるだけで
あんまり関係ないような?
薄いと極端にエンジンのバランスが悪くなる。
一度、薄い方にしてから・・・少しずつ濃くしていくが、面倒な話だ。
T360はジェットニードルが固定式なので、
ニードルで様子が見れない、したがって、そのたびに鏡を見ながら
ピンセットで外す・・・めんどくさい。
スプリングを外してもカップはこれだけしか下がらない。
デジカメはここまで入っても、頭は入らないので鏡を見ての作業。
1番プラグはオーバーフローで濃すぎる。
4番は少し薄いので、2番プラグ中心に合わせる事にした。
とにかく作業姿勢は劣悪、Sなら楽だろう。