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カテゴリ:研究所長の独り言
「焼肉を食べてスタミナを付けよう」
とか、 「うなぎを食べて精がつく」 という表現がありますよね? 特に「土用の丑の日」になったりすると、うなぎを食べて夏バテ防止!みたいなキャッチコピーを色々なところで見かけることが多くなります。 確かにどちらも栄養価の高い食品なのは確かです。 タンパク質も豊富ですし、消化されるまでの時間も長いので、満腹感もあるでしょう。 しかし、研究所長は思うのです。 焼肉やうなぎを食べたからといって、スタミナなんか付くわけないと。 だって考えてもみてください。焼肉もうなぎも、どちらかと言えば高脂肪・高カロリーな「ダイエットの敵」じゃないですか(笑) 栄養失調などに悩んでいる人が多かった戦後の時代ならともかく、肥満が社会問題化し、メタボリックシンドロームのための検査が会社の検診で行われるような今の時代に、高脂肪・高カロリーの食品が体にとってプラスであるわけがないと思うんですよ。 もちろん焼肉にもうなぎにも、人間の体に必要なタンパク質などの成分は豊富に含まれていますし、動物性食品特有の栄養を効率良く補給できるのは確かです。 ただ、いくらタンパク質などの栄養素を摂れたとしても、その食品が高脂肪・高カロリーではあまり意味が無くなってしまうでしょう。 なぜなら、よほど食べるものを選ばない限り、現代人の食事は高脂肪・高カロリーに偏っていきやすいからです。 だから健康維持のためにはできる限り無駄な脂肪・カロリーを摂るべきではないことは誰でも知っています。 とはいえ、美味しいんですよねぇ、焼肉もうなぎも。^^; 結局のところ、普段から食が細くて貧血気味・・・という人を除けば、焼肉やうなぎなどの食品は決して体力を付けるためのものではなく、、あくまでも「味を楽しむための」ものだと考えるべきなのではないかと思うのです。 注)異論・反論は大歓迎です。お手数ですがコメント欄への書き込みをお願いいたします。m(__)m →人気blogランキングへはこちら
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