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胚培養士のひとりごと

胚培養士のひとりごと

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葵3704

葵3704

2011.10.11
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カテゴリ:ボス
久々の三連休をいただいてしまっていたので、、、
ブログの更新が3日間もありませんでした。ごめんなさいしょんぼり
おかげさまでリフレッシュすることは出来ましたが、、、(汗)


さて。
原則的に、波乱万丈の週明けになることは覚悟の上、の連休明けでしたが。


さっそく、やられました。
しかも、連休中にも「なんか」やってあった・・・。



せっかく掃除したばかりの培養器を使われていて、
まぁ、それはブツブツ言いながら培養器を使い直して。
(これは、私サイドの問題で、全く大したことではありません)



まず、その1。

本来なら、もう凍結しないはずの卵が勝手に凍結してあった。
しかも様子がつかめない。
さらに、今日、なんのコメントもない。


 ボスは完全にコミュニケーション能力に欠けているのです。
 皆に伝わっているかな、と思うことは大抵伝わっていない。
 さらに、伝えてほしいべきことも伝わらない。


気がつく培養士なら、原則的にちょっとした培養室の変化にも敏感に気づくので。
私は、すぐさま今朝、あぁ、、、。と気づきました。
しかも台帳などが中途半端。
書いていたり、書いていなかったり。

正直、毎週週明けは、ボスが勝手にやったことを「チェック」するのが日課です。
本当に、こちらから何も言わなければ、向こうからは何も言って来ない。
なんでそれで良いと思っているのだろう。

自分はあとちょっとで退職の年齢なのだし、
この病院にあと何十年も携わることなんてできないのだから、
凍結してある卵や精子の事は、
パッと他人が見てもわかるようにしなければいけないのは、当たり前のこと。
ごくごく、本当に当り前のこと。

それなのに、ボスはその心が全くわからないらしい。
自分さえ良ければ、自分さえわかっていれば、それで良いらしい。


 本当に。本当に迷惑です。



そして、その2。

また、やられました。
患者様の貴重な卵を壊されました。そして挙句の果てに無くされた。


患者様の凍結してあった卵を、どうしてもボスは溶かしたがる。
いや、凍結もしたがるから、凍結もしている。


この卵を凍結させる方法も、溶かす方法も、本当にいけていなくて、生存率が悪い。

いまどき、日本でこんなひどい成績のところ、無いと思います。

せっかく、患者様が胚移植するために一つの周期を整えて。
それこそ生理前からはじまって、排卵を見極め、胚移植する日を決めて。

満を持して臨んだはずの受精卵の「融解胚移植」の日。

患者様にとっては、とても大事な、とても重要な日なのです。

患者様が苦労して採った卵を凍結しておいて、それを溶かして子宮にお戻しする重要な日。


それなのに、ボスはあっさりその日を無駄にする。

患者さまにはボスは会わない。
患者様に説明するのは、担当している医師。

本来なら、始末書だけで済む問題ではないと思うけれど、
ボスはあっさり
「もうほとんど壊れちゃっていたからね、無くなってもまぁしょうがないよ」
というようなことをシレっと言ってのける。


どうしてそれが許されるのだろう。
私は許せません。
担当医も許せないと言っています。


ただ単に患者様にはバレていない、とか、その程度なのか・・・?

自分にはポコポコ子供が産まれた過去があるから、患者の苦しみなんてわからないというのか?

本当に理解できない。

どうして手を引かないのか、全く不明。


罰則がないから、なのかな、、、。
学会でも偉いから、自分は罰則からは逃れるだろうし。

ましてや、法律も無いし。



どうしてこんな事で毎回流されてしまうのか、頭に来てしょうがありません。

本当にどうしたらよいのでしょうか・・・。



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Last updated  2011.10.11 18:06:05
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