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胚培養士のひとりごと

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葵3704

葵3704

2012.04.19
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カテゴリ:豆知識
なんだか巷では幹細胞の話題がとても多い気がします。


昨日か一昨日辺りから話題になっているのは「発毛」の幹細胞ですよね。


ネズミの頭に人間の髪の毛を生やすことに成功したとか。


将来的には「ハゲ」で悩む人はいなくなるのはないかと、


もはやチョッピリ先走り気味の話題にまでなっているようです。。。





幹細胞の話題はこちらでも何回か触れさせていただきました。


卵子のもととなる幹細胞が卵巣から見つかった、が一番大きなトピックかなぁ。


あとは精子の幹細胞から生殖能力のある精子を確認できた!とか。




精子の話は結構センセーショナルでした・・・。


まだ「実は精子を作っているんだ」という話が出ている頃のこと、


公にはなる前かなと思いますが


横浜市大の小川先生がその第一人者なのですが、


その話題を直接聞いたことがありました(なんかそんな話題が多いな、最近^_^;)。





そもそも生殖に関する細胞、卵子とか精子とか、あと子宮とかも


幹細胞を基にでも作り上げるのは無理だと言われていたことのことなので


なんだか凄い構想だなー、と未来を夢見ている気分でお話を聞きました。


でも小川先生はそれを現実にしたんですよね。


しかも精子の形をしているだけではなくて、ちゃんと受精能があるかどうかも確認して。





精子や卵子は「減数分裂」という過程を経て出来上がるので


普通の細胞の染色体数が半分しか入っていません。


だから作ることが難しいと言われてきました。


普通の細胞(私たちを作り上げている一つ一つ)とは全く異なる形成過程ですからね。


それを作ろう、というのは本当に凄いことだと、


そしてそれが作り上げられたら、不妊治療には大きな貢献だと


ずっと昔から思ってきましたし。



また、子宮はその特殊な筋肉のために(妊娠するとびっくりするほど大きくなります)


作り上げるのが難しいとされてきましたが、


確か子宮も幹細胞で作ることが考えられていたんだったか作られたんだったかのような気がします。




現代の私たちの時代には


精子も卵子も子宮も、作り上げられたとしても


すぐには不妊治療に応用されないかもしれませんが、


近い将来にはきっと、もっと斬新な治療法が開発されるに違いありません。


科学って、本当に夢があって素敵なことだなって思いますきらきら



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Last updated  2012.04.20 17:54:19
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