カテゴリ:70年代男女混合グループ
★右側フリーページのアルファベットは索引になっています★ ~~~~~~~~~~~~~~~~~ Delivery / Fools Meeting 輸入盤 【CD】
姐御系女子ボーカルつながりでデリヴァリー出しちゃった。 カンタベリー・シーンの代表格と言えなくもないデリヴァリーを何故出したのか、自分でもわかりません… あっ、もしかしてゲストにロディ・スキーピング(シティ・ウェイツのメンバー)がいるから? キャロル・グライムスこそアンディ・ロバーツの71年作「ニナちゃん」にゲスト参加しているけども、還暦(を迎えていたはず)のピップ・パイルなんて一度も登場してないぞ。 まーいいや。堅苦しいことは抜きにしてレビューしてしまえ。 聴いていて耳を引くのがロル・コクスヒルのサックス。 ほとんどの曲で吹き鳴らされていて、ゲストというより準メンバーとした方がいいね。 このスキンヘッドのおっちゃんのラッパ同様、ピアノやギターなど他の楽器も豪快イケイケモード全開! クリアではない、だけど決して耳障りではない音色で迫るアンサンブルがもうね…もうね… そんな男子を従えるキャロルはまさか深窓の令嬢なはずはなく、太そうな喉でハスキーな歌声を披露しています。 陳腐な表現だけどリンダ・ホイルとか、アメリカだったらジャニス・ジョプリン系統のシンガー。 でもジャニスほどしゃがれてなく、もっとコケティッシュな感じです。 ヘヴィでクールなジャズ・ロック。 男に媚びない女性シンガーとわざとらしくない迫力を出せる演奏陣の組み合わせって最高じゃないですか。 買った当時はタイトル曲(8)ばっか聴いてたけど、それ以外の曲もみんな名作っす。 本編は8までで、9以降はCDのボーナス。 日本盤CDはさらに追加されて全14曲になっているらしいぞ。 フィル・ミラーの兄スティーヴ・ミラーは98年12月に54歳で亡くなっていて、私が持っているCDのブックレット裏には彼のピン写真が載ってます。 ピップさんともども合掌。 キャロル・グライムスがデリヴァリー名義で出したのはこれ1枚。 ちゃんと調べてないけどたぶんそう。 いつまでたっても無責任なバートサンなのでした。 キャロル・グライムス公式→http://www.carolgrimes.com/ カンタベリー界の有名サイト→http://calyx.club.fr/index.html だが散髪代が捻出できぬ。 人気blogランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010/05/20 09:25:41 PM
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