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つまずく石も縁の端くれ

つまずく石も縁の端くれ

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2006年04月30日
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カテゴリ:アート
東京都美術館「プラド美術館展」の最後の展示作品が、ゴヤの
「魔女の飛翔」でした。とにかく、不気味な絵だというのが第
一印象でした。

魔女の飛翔.jpg

美術館では、絵の状況がよく分からなかったのですが、番組で
再確認すると帽子をかぶっている三人が魔女で、男を抱えて飛
んでいるのですね。下では白いベールをかぶった人物とうずく
まって頭を抑える男。よく見ると、右下にはロバがいます。

今日の番組は、ゴヤの魔女を描いた絵についての解説でした。
当初ゴヤは啓蒙主義的な立場で、民衆の無知を批判して魔女の
絵を描いていたとのこと。ところが戦争での体験から、人間誰
でも持っている欲望やエゴなど闇の側面を芸術の糧にして、晩
年は魔女やサトゥルヌスなどのダークな絵(黒い絵シリーズ)
を描いたとのことでした。見たくてたまらない気持ちと見たく
はないという、相反する気持ちがせめぎあいます。もっとも現
実的にはスペインまで行くのは無理なので安心ですが。

ロス・カプリチョスの魔女。ほうきの柄の部分を下にして跨っ
て飛んでいました。イメージが逆でした。

土曜日の「美の巨人たち」は、放送時間がずれ、録画できなくて
見逃してしまいました。残念でした。





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最終更新日  2006年05月02日 04時51分22秒
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