カテゴリ:アート
小学生の息子と大相撲を見に行ったのですが、午前11時には、
当日発売のイス自由席券が売り切れていました。指定席を買う つもりはなく、見学を断念。代わりに江戸東京博物館へと出かけ ました。(大相撲は入場料、高過ぎですね。せめて指定席の 子ども料金があればなぁと思いました。) 特別展の江戸城。祝日のせいか、大混雑。展示も文書資料や図 面が大部分で、小学生には面白くない。私もさほど面白いとは 思えませんでした。もう少し、工芸品とか美術品の展示があれ ばよかったと思います。 とにかく、分ったことは、江戸城は途方もなく巨大な城であっ たということです。江戸城天守閣の再現模型によると、高さは 松本城のおよそ2倍の60メートルあまり。大人と子どもぐら いの違いがあったのです。 また、江戸城本丸御殿の様子をヴァーチャルリアリティのCG 映像で放映していて、内部の装飾のようすなどが実感できたこ とぐらいが収穫でしょうか。これが無かったら、もっと最悪だ ったでしょう。 もうひとつ、家康が使用した鎧兜「歯朶(しだ)具足」も印象 に残りました。 常設展の会場では、「北斎展-風景画の世界-」が開かれていま した。特に後半は、富嶽三十六景、諸国瀧廻り、諸国名橋奇覧、 千絵の海から、それぞれ何点か出展されており、これで江戸博 に来た甲斐があったとホッとしました。 「神奈川沖浪裏」、「山下白雨」は、いつどこで見てもいいです ね。定番。「尾州不二見ヶ原」の巨大な桶と遠くの小さな富士山 の対比がみごと。諸国瀧廻り、「木曾路の奥阿弥陀の瀧」は瀧の 口のみごとに円形になっている地面が不思議です。 国技館前の多くのカラフルなのぼり旗。やはり両国は相撲の時 期が、いちばん美しいです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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