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つまずく石も縁の端くれ

つまずく石も縁の端くれ

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2007年10月20日
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カテゴリ:アート
雨夜の宮詣で.jpg

もう一週間前のことになってしまったのだが、美の巨人たちで
鈴木春信の特集を放映していた。

国博で、現在、「雨夜の宮詣で」を見ることができるかどうかは
分からないが、渋谷の松涛美術館では、今、春信の優れた作品の
数々を見ることができるので、ちょうどいいタイミング。

錦絵の多色刷りの発明。つまり「見当(けんとう)」を発明した
のが、晴信と交流のあった平賀源内であったという説は面白いと
思ったのだが、ちゃんとWikipediaの浮世絵の項に載っていた。

余談だが、番組の中で現代の錦絵の摺り師、長尾直太郎氏がこの
「見当」を説明していたのだが、その背後に小村雪岱の「お伝地獄」
の刺青の場面の絵が掛かっていたのが、印象に残った。

さて、笠森お仙をモデルに描いたうりざね顔の女性。どうも春信の
絵は現実感に欠けるので、昔は好きではなかったのだが、最近は
この「しらっとした美しさ」に、はまっている。

ちょうど先ほど読んだ、あべまつさんのブログには、「歌麿の危
険な匂いとは違う、そこはかとないおぼこさ」と表現してあっ
たが、まさにその通りだと思う。

さて、この番組で、どうして、アキバのメイド喫茶が出てくるのかと
思ったのだが、ホームページを見ると、笠森お仙にちなんで、現代の
お茶屋をイメージしたとあって、ちょっと納得。

先週は、「美の壷」では、「青磁」の特集。「新日曜美術館」では、「仙がい」
の特集と放送されていたのだが、忙しくてやっと先ほど録画を見終わった。
今日はこれから仕事。明日こそは美術館に出かけられるだろうか。
ああっ、こんなブログを書いている場合ではない~





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最終更新日  2007年10月20日 09時58分55秒
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