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8月16日までのこの展覧会は、日本画ファン、日本の西洋画
ファンには絶対にお勧めである。 日本画では、伊藤若冲、曽我蕭白、狩野芳崖、橋本雅邦、 松岡映丘、上村松園、鏑木清方らの作品。それに百鬼夜行絵巻。 西洋画では、藤田嗣治の新発見の和服姿の女性像に、青木繁、 高橋由一、山本芳翆、黒田清輝、浅井忠、原田直次郎、 和田英作らのおなじみの作品などが目白押し。地下の二部屋の 展示のみであるが、見応えは充分であった。 まず、狩野芳崖の「岩石」。墨の明暗が、力強さと幻想を 同時に感じさせられる不思議な絵。となりには、「慈母観音」も 置かれている。 蕭白の「群仙図屏風」や「柳下鬼女図屏風」は、何度眺めても、 その奇怪な表現に息を呑む。 松岡映丘の「伊香保の沼」。背景の美しい山々や足元の野花が 美しい。山種で見た水谷八重子の絵のような雰囲気。しかし、 沼の水の中に足を入れる女性の顔が妙にアンバランスで、 美しいのかどうか、ふと迷った。 ![]() そして、長らく見たかった上村松園の「序の舞」にやっと 出会うことができた。小学生の頃、収集していた切手にこの絵が あり、じっと眺めていたことを思い出す。だから、これほどまで 大きな絵だとは、思いもしなかった。等身大というよりも、 大きいかもしれない。扇子を突き出した右手に振袖が絡まる。 静かなようで、実は激しい動きを感じるようなカッコよさ。 よく見ると顔がちょっと影になっているようだ。鳳凰の柄の帯が 実にリアルだった。 高山辰雄の「粧い」。はじめは、誰の絵だろうかと思い、よく 見ると、高山辰雄とあってびっくり。 藤田嗣治の「婦人像」も、はじめは岡田三郎助あたりの絵かなと 思って眺めたら、藤田の絵だということが分かって驚いた。 白い着物がさわやかだ。 これほど質の高い作品群を「ぐるっとパス」で無料で見ることが でき、何とも幸せな気分であった。 [アート]カテゴリの最新記事
ぐるっとパスで観られるんですね!
最近使ってなかったんですが、これはいいタイミングかもしれません。 メゾンエルメス行ってきました。 5階にエルメスの博物館のようなのがあって、それもおもしろかったです! (2009年07月12日 21時25分54秒)
こんばんは。
尼門跡展の間の所蔵品展を見逃したので、これは是非!と思います。 ご存知でしたら教えてください、今回、展示替えはあるのでしょうか?(2009年07月12日 23時43分48秒)
こんにちは
これは楽しみにしている展覧会です。 8/1は上野界隈から谷中根津千駄木をハイカイ予定。 全生庵はまだでしたっけね。かわりに東洋大のオバケ絵でもいいかなーと思っております。(2009年07月13日 12時47分00秒)
手元の展示リストによると、前期は7月26日までです。
百鬼夜行絵巻などの場面替えや若干の作品の展示替えが あるようですが、そんなに大規模のものではなさそうです。 (2009年07月13日 17時55分47秒)
井上円了記念博物館というのがあるのですね。
初めて知りました。 ネットで調べたら、全生庵のギシギシとなる床と まったく異なる涼しそうな近代的な施設ですね。(2009年07月13日 18時00分39秒)
この記事を拝見して、行ってきました。
素晴らしかったです! 特に日本画室では、すごい作品が淡々と展示されていて、あっけに取られました。 芸大はズルいですよね、画家の学生時代の作品を持っているんですもん。 藤田、なかなか良かったです。(2009年07月16日 23時36分54秒)
こんばんは。パスで行きましたが、500円でも安過ぎると思えるくらい充実していて驚きました。
映丘の伊香保、どこか鬼気迫るようでも黄昏れた感じの女性が印象的でしたね。松園の舞も堂々としていました。 大ヒットの展覧会でした。(2009年07月20日 21時16分26秒)
7/30に行ってきました。
伊香保の沼・序の舞いいですね~。 柳下鬼女図屏風は肝心の顔の(剥落ってゆーんですか)が残念でした。 3Fの藝術院のも観て来ました。 これがまた凄い。 こちらのコレクション展にも行ってみたくなりました。 美術館通いを始めてまだ1年足らずの若輩者ですが、よろしくお願いします。 では、また。(2009年08月04日 20時48分34秒)
こちらこそ、はじめまして。
書き込みありがとうございます。 これからもよろしくお願いします。 藝術院の展示も良かったですか。 今日、藝大の前を通ったのですが、 素通りしてしまいました。惜しいことをしました。(2009年08月05日 00時59分19秒) │<< 前へ │次へ >> │一覧 │コメントを書く │ 一番上に戻る │ |