Eru's cafe

前日、のんきにチャリに乗ってたんだけれど

二人の気持ちはブルーさをぬぐえませんでした。

なぜなら。

イギリスとさようなら。

ペダルをひと漕ぎしては

見えてくる景色に寂しさを覚えて。

いよいよ来たかー。と、

胸が詰まっていました。

正直、8月が近づくと

もやーっと「帰国」が頭に浮かんでいました。

「帰りたくないねえ。」

「帰りたくないー。」

その会話が増えていて

あんなにすったもんだした問題の部屋でさえも

去りがたい気持ちになっていました。

一生懸命花なんて飾ったり。

最後まで居心地をよくしようとベランダで食事したり。

地域になれようと散策したり。

でも１分、１秒ちゃんと過去に吸い込まれていきました。

手ごわかったから

最後にミソを付けたくなくて

退去の部屋掃除をしっかり済ませ

早朝、カギを返しました。

返却指示もドライなもんで

ポストインしておいて。。。的な。

救いはロンドンタクシーのドライバーさんが

素敵な人だったこと。

パディントン駅まで送ってもらってそこから

ヒースローに向かいました。

もうGWRの緑の列車もしばらく見られない。

寂しい。

ヒースローエクスプレスで有無を言わさず空港着です。

ターミナル2の空中オブジェが大好きなので

またこの写真です。

だーりんもさすがに最近は「またおんなじ写真写してる。」というようになりました。

すんません。

すぐ終わりますwww

ターミナル2からなら

ある程度のとこに

今ならすたすた行けるなあ。。。

自信ついたもんだ。

sloughにもWindsorにも近いんだよなー。

6月に戻らないかなあ…（泣）

後ろ髪引っぱられつつ

出国まで1時間以上あるので

できるだけ楽しく美味しく。。。

今回のラウンジの入り口です。

ルフトハンザ航空です。

ビジネスラウンジは他ラウンジとさほど変わりません。

1人掛けの低いソファとカウンターブースが広がる

一般的なラウンジです。

ここから昨年立ち寄った

ベルギーに向かうため

乗る飛行機はコードシェアのブリュッセルエアラインですが

だーりんのリモワつながりもあって

ラウンジはルフトハンザに。

プレッツェルがあったりビールがヒューガルデンだったり

ちょいちょいドイツ色を感じます。

モーニングメニューだったので

ヨーグルトやマフィン、フルーツなどの朝食が並びます。

ジェリービーンズとかハリボーもドイツっぽい。。。

パンもずっしり物が多く

プレッツェル生地の重めのパンがあったり

ライ麦系も多いです。

トースターで温めてる間も

パンを眺めてるだけで楽しかったです。

土地はイギリスなので

マーマイトはお約束♡

チョコスプレッドとバターで

軽くいただいてる間

だーりんがいない。

どこ行った？

と思ったら

「移動しますよ。」とのこと。

セネターラウンジに入れるんだそうです。

サラリーマン時代の彼の努力は

ここで生かされていますね。

大変だったもんね。出張のあらしで。

で、扉一枚向こうのエリアにコードを読み込ませて入室。



どっちもそんなに混んでなかったので

移動しなくても落ち着いた雰囲気だったのですが

デザート多かったから

それは楽しめたかも。


移動した数分の間で

ランチメニューに代わる用意の時間でした。

温める器具に盛られたお食事メニューが運ばれてきました。

トラディショナルな

イギリスメニューとチーズやハムなどはさすがのドイツっぽい豪華さでした。

エアラインラウンジって各国のいいとこどりだから

万が一食べるものに困っても

「早く空港行ってラウンジで食べよう。」って思えるから好き。

時間までかくまってもらう感じが好き（笑）

ワインはあまめ。

名残惜しい時間にやさしく背中をさすられるような

そんな甘さでした。