サンタの「語学と心のかけ込み寺」

　昨日の『リレー・カーニバル』の一般男子400mリレーに参加した我がチームは、ダントツの優勝候補チームには及びませんでしたが、全体で2位のタイムで予選を通過しましたので、午後一の決勝では、メダルの獲得はほぼ間違いないと思っていました。

　ところが、そうは問屋が卸さない。


　今回、第1走者、第2走者を努め、我がチームを大幅戦力アップさせてくれました「俊足兄弟」なのですが、決勝で2位でバトンを受けた第2走者の弟さんが、コーナーで3位のチームと競り合った際に、

　　転んでしまいました！


　それでも、そのまま回転して起き上がった弟さん、第3走者と激走を続け、アンカーの私は、4位でバトンを受け取りました。

　何とか、3位チームを抜こうと差は縮めましたが、結果及ばず、

　　今年も第4位

となり、メダルの獲得はなりませんでした。


　また、今年は小学校低学年チームが充実しており、優勝も狙えるかと思っていました。

　ところが、準決勝で、係りの人が直前のコーナーの順位に基づいて、次の走者のコース順を並び替える際に、他のチームと間違えて誘導してしまうというとんでもないミスを犯してしまったのです。

　3位で入ってきた第2走者を待っていた
　我がチームの第3走者を
　わざわざ8位のコースに連れて行ってしまい、

その結果、第2走者が第3走者を見失い、うろうろ歩き回ることになってしまいました。

　その時点で、我がチームは完全に最下位。他のチームよりも4分の1周近く遅れてしまいましたが、後続のランナー達がなんとか追い上げ、6位になることはできました。

　しかし、結局決勝に出ることができませんでしたので、当事者の子供達を含め、メンバーの子供達は、

　「係りのおじさんが滅茶苦茶にした！」

と大泣きし、悔しさがおさまりません。


　自分達の実力でもミスでもないことが原因で負け、大泣きしている子供達を見かね、なんとかしてやりたいと思った私はチーム･リーダーを引き連れ、大会本部に乗り込み、駄目もとで抗議しました。

　最初は、

　　「もう、済んだことは仕方ない」

と、ほとんど相手にもしてくれなかった役員達でしたが、最後に審判長が出てきてくれ、係りのミスを認めた上で、

　「済んでしまった競技に就いては、どうすることもできないが、
　　子供達の為にも、
　　私が行って、謝ります。
　　選手の子供達を集めてくれますか？」

と、わざわざ我々の応援席まで来てくれた上で、子供達の前で事情の説明と謝罪をしてくれたのです。

　子供達も、泣きながらもなんとか納得してくれた様子でした。


　運動会の花形であるリレーだけを集めた大会を20年以上前から毎年行なっていること自体、凄いことだと思いますが、

　　子供達のためにと、わざわざ謝罪に出向き、
　　真剣に謝ってくださった審判長の姿勢に心から感激しました。


　ずっと連覇を続けていた一般混合800mリレーのチームも今年は残念ながら第2位に終わってしまいましたので、来年も再度挑戦するつもりです！



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