カテゴリ:カテゴリ未分類
「第18回スクウェア・エニックス マンガ大賞」特別大賞におけるお詫びとお知らせ
以前にもあるライトノベルが別のノベルの文章そのまんま引用で出版取り消し&謝罪の記事がありましたが。 で、今回思ったのが「人間、まったくのゼロから創作はできない、けど、コピーというものは誰でも簡単に出来てしまう」という怖さです。 で、この盗作を認めた作者がもし、この作品を発表するまえ、あるいは発表と同時に「実は○○センセイの大ファンで、リスペクトの意味も込めていろいろセリフを使わせてもらっています!」と言っていたら、おそらくこういう騒ぎにならないという・・・この辺が同じコピペであっても違うという・・・ 例えば私の作っているオリジナルノベルの描写は、はっきり言ってジュブナイルポルノの大家であり現在はアニメの脚本などを手がける雑破業先生に影響を受けまくっていて、幸運にも飲み会の席でご本人にお会いできた際「私の文章は先生に影響受けまくっています!」と告白するぐらい。だから、例えば私のノベルゲーのシナリオでの描写がセンセイの作風に似ている、といわれたら「よくわかりましたね!実はそうなんです!」と嬉々として解説するような。そういうことなのですが。 でも、実際問題として今回騒いでいるコピペブログが、マンガの画像やら小説の切り張りを平気で使っている。引用もとの許可など受けていない。こっちの方は何も問題にしないのか?特にゲーム雑誌のような情報誌の早売りページの画像をスキャンして載せるなんて、情報そのものが価値のある情報誌の根幹(利益)を奪うような行為。 無断引用という意味ではこっちも余程酷い気がしますが。 こういうのってすごくあるんですよね。自分だって2次創作同人をやっている、けど、これだって著作権的にはグレーじゃなくて真っ黒です。 追記:この件に関しての盗作された側である冲方丁先生のコメントがすばらしく大人であり、同時に創作を生業とするもの同士への叱咤、そしてそれを許す深い愛情を感じます。単に他人の弱みを見つけてちゃかし、煽るだけのサイトとは根本的に違う。 だからこそ自分は一次創作する人を尊敬するし、この手の煽りサイトが嫌いなのでしょう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|
|