カテゴリ:カテゴリ未分類
最近、某国産の自称「海外向け」のリアルなタイプのゲームをやったんですが。
ゲームの内容は、まあ、よく出来ているなあ、というものなんです。個性的とは言いがたいですが。 しかし、すごく気になった事。このゲーム、幕間にいわゆるイベントムービーシーンが随所に入るのですが、それが・・・なんでそこだけ日本のアニメみたいな演技しちゃうの? これ、以前から別の日本のリアル系ゲームにも感じていたんですが、ポリゴンキャラの動き(芝居)が、大根役者そのものの動きなんです。というか、いわゆる日本人が想像するアメリカ人の大げさな動き、というんですか?両手を上に上げて肩をすくめて「オーノー」とか。何か驚いた時には一歩前に出て「なんだって!」みたいな・・・ わたしも趣味で海外ドラマシリーズはよく見てますけど、そんな芝居するヤツはコメディーでもない限りいません!もっと自然な、ちょっと首を傾げる程度、片を揺らす程度、そういう自然な演技をしてます! で、何でこんな事になったかを考えたら、結局この動きってアニメとかマンガの動きなんです。いい意味でも悪い意味でも自分も含め日本の作り手ってアニメやマンガの影響を受けている。それが、2Dの絵の世界だとなじむのですが、なまじリアルなポリゴンモデルでそれをやってしまうと・・・いわゆる日本のタレントやアイドルを使った学園祭演劇みたいなドラマになってしまう。その違和感が画像がリアルであればあるほど悲しく強調されてかっこ悪いというか。 また、自分もこの手のモーションキャプチャーの現場に立ち会ったことがあるのですが、とにかく芝居が濃い。わかりやすく大きな動きを役者に演じてもらうため、結局映像にするとそういう画像になってしまう。 日本のその手のゲーム映像を「チープ」だと笑われてしまう理由はそういうところにもあるんじゃないでしょうか?海外向けに作るのなら、そこは海外向けにしようよ・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012.03.27 00:43:45
コメント(0) | コメントを書く |
|