カテゴリ:カテゴリ未分類
今週のアニメ「宇宙兄弟」で宇宙開発に疑問を呈するコメンテーターの発言に、この手の意見でありがちな「宇宙開発にこんなにお金が掛かる。でもこれって私たちの税金でしょ?」みたいな発言がありまして。
で、この言葉を聞いて思い出したのがうちの父の言葉。確か似たような発言を朝のTV報道番組で野党政治家が語っていたときに 「俺もお前も公務員だし、自分も税金払ってるんだけど・・・」と。 父はそれこそ税務署に勤務している人。でも、当然所得税も、住民税も、消費税も「一般市民として」払っています。 なんだか、この手の発言を聞くと「公務員はまるで仕事をしていない、税金を食いつぶしているだけ」のような感覚がありますが、父の激務っぷり、また、同じく公務員で保母であった母の自宅に仕事を持ち帰り、深夜まで子供の連絡簿を毎晩つけている姿を見ている自分としては納得いかないんですよね。その代表例は東北の地震で昼夜問わず必死に働いてくれた自衛隊、警察、市町村行政の公務員であったり。 実際、そんな大事が起きないように、常に日常が維持し続けることを仕事としている人たちなのですが。 一部に不正やおかしなことをした人間がいただけで、組織全体が全て悪のように語られる。そういう単純な思考が「公僕は市民の奉仕者である、しかし、奴隷ではない」という、当たり前のことすら麻痺させているような。 自分以外の人間が楽をして儲けている、と思うようになったらおしまいです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|
|