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2012.08.30
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 昔、ラジオ番組「伊集院光 日曜日の秘密基地」で、ゲストに落語家の春風亭小朝さんが来ていた時のトーク内で。

 小朝さんが落語をもっと若い人に聞いてもらいたい、興味を持ってもらうために、さまざまな試みやイベント、奇抜な落語会を行うと、必ず旧来の、いわゆる落語マニアの人から「こんなのは落語ではない」とお叱りを受ける、という話に関して伊集院 氏が「熱心な人は熱心が故に壁を作りたがる。現場の表現者は新しい人に入ってきてほしくて敷居を低くする努力をするけど、それをそのマニアの存在が壁になって初心者が入ってこれない雰囲気を作ってしまう」と。

 これ、落語だけでなくどんな趣味の業界でも同じで。例えば、あるアニメと縁のない芸能人が昨今人気のアニメを見てめちゃくちゃ気に入ってTVや自分のBlogで紹介した、と、それに対してコメント欄の書き込みで「普段アニメ見てないヤツが○○を語るな」と・・・それ以外にも「○○を語るなら××ぐらい見てから語って欲しいね」とか。感想なんてその作品単体を見て各自が思った事が全てであって、バックボーンの浅いも深いもないものですが。

 マニアという存在は、どんな時にも安定して一定数買い支えてくれるありがたい存在です。が、その彼らにとって居心地のよい空間を守るために初心者を締め出す、あるいは拒絶するような行動をしつつ「最近の○○業界は保守的になっている」と嘆くような。

 マニアになることはかまわない、けど、自分たちの優位性を守りたいがために初心者の壁になるようであったら、それは表現者にはあまり喜ばれないのではないかと。





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最終更新日  2012.08.30 08:15:10
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