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結果不振選手批判はブラック企業の論理
この辺は旧日本軍の狂信的な「精神論が現実を凌駕する」を未だに引き継いでいる体質なんだろうな。スポーツ界というのは。 たとえば日本のお家芸と言われていたスポーツが他国に奪われる理由の最大の原因は「相手に研究され、根性部分を技術で対策されてしまった」というのがあると思います。 >>私は日本的精神論とは、(1)足りないリソース(資源)を気持ちで補わせる(2)全体的問題を個人の努力に押し付ける、だと考えている。結果が出せないことに批判が集まるたび、ここ数年続くブラック企業を想像してしまう。全体として足りないリソースを残業などの個人の努力で補う。「できる、できない」は気持ちの問題。それと似た空気を五輪の期間中も感じている。 まさにその通りで。最初から無理なスケジュール、無理な予算であることを達成のために「サービス残業」で補ったとき。100円の商品だが実際は150円の経費が掛かっている、しかし50円はサービス残業なので人件費が発生していない、ことにされている。それがどんなに売れても残業代には当てられない。それが出来ない奴は怠惰だ、なまけている、やる気がない・・・ 特に最近は不況の影響で企業がスポーツの自社クラブから次々と撤退している。選手としては有力なのにスポンサーがいなくて育成教育ができない。特に道具や設備に金のかかるスポーツは練習さえできなくなる。 また、メダルに届かなかった選手に対して「税金泥棒」と罵声を浴びせる輩は、自分が学生時代、全国模試で上位3位に入れなかったから親から無駄飯喰らいの役立たずだ、と言われた人なんだろうか? メダルに期待するのはかまわないけど、メダルが取れないのはだれの責任でもない。世界の相手がもっと強かった、それだけなのに・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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