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海外のロボットメカCG作品、たとえば「パシフィックリム」や「トランスフォーマー」などを見て思うのは海外のメカの動きと日本のアニメのメカの動きの違い、というか。
たとえば変形のプロセス。日本の場合「ガシャーン!ガシャーン!ジャキーン!」と一つ一つの変形を一旦止めて見せる、のに対してハリウッドの作品って「カシャカシャカシャ!」と一気に変形する。 で、これって歌舞伎の「見栄をきる」文化が日本なのかなと。ポーズを決めてバチっ!と止まる。それに対してハリウッド型のCGメカは決め絵でも微妙に動いている(スローがかかったような感じ)。自分が長年やっている日本舞踊でも先生に「動くときは動く、止まるときは意地でも止まるように」といつも指導されていましたが。 個人的には止まるところはばっちり止まって欲しい人間なので、常に画面が動き続けるハリウッド型のメカ作品は「締まりがない」と思ってしまいますが。 日本の場合、リミテッドアニメの制約で「少ない絵で魅せる」という制約があった影響上、大胆な中割りとタイムシートの調整で発達した手法だと思います。制約があるというのはいろんな意味で独自の発展を遂げるようで。 逆にそのテクニックを持った日本のアニメーターが、最近はCGなどで動画枚数など制約がなくなったからこそさらにすごい映像を作れる、長年鎖に縛られていたから、解き放たれるとすさまじいパワーを秘めていると感じます。 CGだから、手書きだから、というのではなく。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014.04.01 10:33:14
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