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私は仕事というのは本来
「その仕事ができる人が少なくて、でもどうしても必要な仕事をする人は給料が高くて当然」 だと思っています。というか、本来、需要と供給によって値段が決まるのは雇用関係も同じはずです。得難い技術を持った人はさらにその中でも貴重で、その能力が希少であるほど厚遇されなければ本来人は集まりません。 が、そういう重要な仕事であっても「地味」「誰でも出来そう」「さほど重要じゃなさそう」と判断されると、給料が安い。需要があって供給が少ないのに理解がなくて重要視されない。 こういう仕事はどんなに「人が足りない!」と必死に企業側が求人しても人が集まらないのは当然で。 たとえば自分の会社であるゲームの仕事だと「UIデザイナー」という職種があります。これは画面に出ているパラメーターやメニュー周りのデザイン、コンフィグの画面などゲーム作りに必ず必要となる、しかもも分量が意外と多く、また、単に絵的なものでなくプログラマティブな技術(ゲームに合わせて変化するように設定する必要があるので)など、非常に面倒な部分でありつつ、実際のゲームでその仕事を評価されることはない。あって当たり前、ないと不自然、使いにくい、センスが無い、とユーザーに言われてしまう仕事です。が、こういう求人は常にあるのに、求人票にある給与は他の3Dモデラーなどに比べてなぜか2.3割低い。 それではどんなに求人出そうと人は集まらない。なり手がいない。人手不足なのではなく、評価不足なんだと思ってます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2022.08.04 20:38:46
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