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関東大震災:関東大震災 朝鮮人虐殺、新公文書 埼玉で四十数人「悉く殺さる」 陸軍省調査資料 | 毎日新聞
記録を残すということの重要性がここにも表れております。 先日も書きましたが、この「関東大震災における朝鮮人虐殺はなかった」説というのは2009年に発売された本を発祥に急速にネットやいわゆる保守系論壇、政治家に広がったもので。しかし実際はこういう当時の公文書がこれだけでなく各所(震災の被害のあった関東だけでなく、それ以外の地方でもデマによって朝鮮人虐殺事件が多発している)で行われており、何より、その反省から都内にはその慰霊碑も作られていおります。 で、安部政権下で数々の公文書の改ざん、廃棄、隠ぺいが行われた事実。具体的にはPKO派遣自衛官の日報隠し(現地で戦闘行為があったことを隠ぺいするため)他にも自殺者が出た森友学園問題、桜を見る会の参加者名簿破棄など、「なかったこと」にしようとする動きはたくさんあって。 しかし、このように100年前のことであっても残すことによって、隠ぺい、歴史改ざんしようとする人間を蹴り返すことができる。それは自国民だけでなく、他国に対しても同様の証拠として受け継がれることであり。 今回の証拠に対してそれまで朝鮮人虐殺否定論者が「いや、あれはあくまで軍や警察が関与していなかったというだけで実際の朝鮮人による略奪暴動は存在して~」などと防衛ラインを間抜けな下げ方をしている。 そこまでして守りたい彼らの「美しい日本」とは一体何なのか?私にはさっぱりわからない。 そういう行動こそ「あったものを無かったことにしようと平気でうそをつく日本人」そのものじゃないかと。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023.12.26 18:22:00
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