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ツイッターのタイムラインに「鉄鍋のジャン」が上がっていて、なぜ?と思ったらどうやらアマゾンで一冊55円セールがあり、話題になっていたようです。
この「鉄鍋のジャン」という作品は今からもう30年ぐらい前になるのですね。私も学生時代、リアルタイムでチャンピオン本誌で読みましたが本当に面白い!先日、改めて電子版を購入しましたが、今読んでもその破天荒さの中にしっかりある中華料理の技法や料理勝負の面白さは抜群で、夢中で読破してしまいました。 ストーリーは日本で一番と呼ばれている銀座「五番町飯店」中華料理店にかつて「中華の覇王」と呼ばれた伝説の料理人の息子:秋山醤がやってきて、そこで巻き起こす料理対決という、今でこそテンプレ的な料理漫画なのですが、この主人公の性格がとにかくひどいw「料理は勝負」をモットーに勝つためなら何をしてもかまわない!マジックマッシュルームの薬効で審査員の精神を奪う、勝負相手の料理人の料理をまずくするような料理を先に出して食べさせなくする、相手調理人の料理道具を酸をかけて使い物にならないようにする・・・ とにかく、他の漫画なら敵役がやるようなことをしてでも勝とうとするその精神がたまらなく面白い!とはいえ、まだまだ少年なところもあって、料理に失敗して泣いたり、自分の料理が評価されず大暴れしたりと人間味の緩急も絶妙でした。また、対戦相手も基本的にろくでもないキャラばかりで、特に裏食医 五行 との対決はヤバイ!もはや料理勝負の範疇を超えておりw 何よりここで出てくる奇想天外な中華料理は基本、実際に作れる&美味しいものだそうで(監修のおやまけいこ氏談)そこは「どんな味だろう・・・」と想像が膨らみます。なにより数年前にブームになった桃屋の「辛そうで辛くない少し辛いラー油」という商品を20年以上前に漫画内で「飲めるラー油」として作っていた作品としても一部で話題になっておりました。 と、いうわけでこの機会にぜひ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023.12.27 09:50:44
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