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面白さとは何だろうと思ったこと。
年末年始にあるアニメとドラマを見まして。で、どちらも原作の漫画作品は事前に読んでおります。で、それを映像化したものですが、なんだかこう・・・演出過剰で冷めてしまって。 たとえば漫画ではその表現が淡々としている。だからこそその前後のフリ、オチの空気が生きている、そのとぼけた温度差の笑いが味だと思っておりました。 が、上記の作品はやたらにオリジナル要素として画面をにぎやかす、珍妙な効果音、登場キャラの変顔、カメラをぐるぐる回すような演出・・・ で、考えるにこれって「稚拙なお笑い」表現なんです。芸のない芸人が大声で珍妙な声を出す、全裸芸、珍妙なポーズといったやつで、正直見ていてはずかしくなるような・・・しかし、そういうのは原作の淡白な面白さを阻害しているようなもので。 これに限らず日本のドラマや実写映画が「学園祭演劇」のように安っぽいと言われることに似ていて。わざとらしいというか・・・ 原作とアニメや実写などは映像媒体が違う、と知ったうえで、作り手が作品の味を殺してゴテゴテとしたデコレーション、過剰演出をしてしまってるなあと。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.01.11 12:55:31
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