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Steamで販売中のあるゲームがポケモンに似ているということでネットで炎上、開発者へ殺害予告のようなツイートも送られる、というニュース。
これに関して現役開発者から言わせると 「権利も何も持ってない奴が勝手に騒いでいるのと、それに便乗して煽っている、大変なことになっていると騒いでいるまとめサイトだけの問題」 だと思ってます。 まず、パクリかどうか訴える権利があるのはあくまで任天堂や株式会社ポケモンだけです。そちらが本当に自分たちの利益を損ねると考えた場合には動くでしょう。が、ユーザーなどが「あのキャラがそっくりだ、自分が不快だから任天堂は訴えるべき!」などというのはそれこそ何の権利もないやつが自分の思うとおりにならないから癇癪をおこし、そのうっ憤を晴らすために自分は傷つかない場所から他人に喧嘩しろ!といってるようなもの。どれだけあさましい行為か・・・ あとパクリというのはこの場合、明確な素材流用やソースコードの盗用でなければ、たとえば「似たようなデザイン」だけでは相当な根拠がない限り認められない。この辺はこのゲームだけじゃなく、他のジャンルでもいくらでもある。 今回、私が思うのはこれは単なるネット上の「炎上遊び」でしかないと。でなければ「俺が不快だからやめろ!」という歪んだわがままで。 ゲームだけでなくエンタメ業界はコピーとそれにちょっと付随したオリジナリティーを繰り返して多様化するもの。逆に言えば全くのオリジナルなどというものは存在しえないし、権利侵害はあくまでコピーとか違法なエミュレーターのような明確なものに分けるべきで。それに、たとえ明確なコピーデザインであってもこの手の権利侵害はあくまで「親告罪」です。権利を持っている側が許容している、黙認している場合は何も問題がありません。 本当に権利を侵害している、自社の利益を阻害すると思うなら任天堂がちゃんと証拠と根拠をきっちり集めて時間をかけて法廷に提出しますよ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.01.27 08:06:04
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