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カテゴリ:映画 オ
![]() あらすじ 紀元928年、後唐の時代の中国。 9月9日の重陽節の祝日を前にして、長らく 遠征に出ていた国王と、辺境の地に赴いていた 第二王子の傑が、久々に王宮へと帰還する。 すでに王との仲が冷え切っていた王妃は 王が前妻との間にもうけた第一王子・祥と ひそかに通じ合う仲となっていた。 一方、王も王妃の体調を気遣うふりをして 微量の毒を仕込んだ薬を彼女に与え続け・・・。 感想 イーモウ監督の もう一つの オリンピック デビュー作『紅いコーリャン』 ![]() 『上海ルージュ』 ![]() チャン・イーモウ監督とコン・リーの 黄金コンビが、11年ぶり復活! ・・・みたいですけど、私はイーモウ監督の作品は 『あの子を探して』あたりから見だしたもんで 古いのは『紅いコーリャン』くらいしか観てないから 黄金コンビに、特に思い入れはありませんが ![]() でも、コン・リーは良かったですね ![]() 苦悩に満ちた美貌の王妃を 見事に演じきってました。 それから、『グリーン・デスティニー』 ![]() チョウ・ユンファ演じる威厳あふれる王も 素晴らしかったです ![]() あと、なんと言っても凄かったのは アカデミー賞の衣装デザイン賞に ノミネートされた豪華絢爛で 谷間強調の衣装だっちゅーの ![]() 煌びやかで壮大なセットを含め、当時の王宮の生活の スケールの大きさに ただただ圧倒 ![]() 出演はその他、『頭文字D THE MOVIE』 ![]() 『PROMISE プロミス』 ![]() 『遥か、西夏へ』のニー・ターホン リー・マン、チェン・ジン、チン・ジュンジエ等。 『王妃の紋章』公式サイト ネタバレ感想 マウスでクリックしながら、なぞって下さい。 王妃の薬を飲ませるだけの為に、なんで そんなに大勢いるねん(笑) 祥皇太子と王妃は、血が繋がってない事は最初は 分からんかったけど、近○相姦の話ちゃうかったんや(^_^;) でも、兄妹の近親○姦の話やったけどな(笑) まぁ、コン・リーみたいな綺麗な義母が 胸の谷間を強調した服(笑)着てたら そういう関係になるのは、自然な流れやし 若い女に乗り換えるのも、自然な流れやな(笑) 権力欲に取り付かれた王に捨てられた祥の生母は 復讐の為に王妃の密偵となるが、肖像画を見て 少し嬉しかったのか、つぐないをすると言う 王の言葉にあっさり騙され、夫を失うはめに。 王に、トリカブトを飲まされてる事を知った王妃に 手助けを頼まれた傑王子だったが、実の父親に 弓を引く事を躊躇うものの、王妃が毒を飲むのを見て 反乱に協力する事を決意した。 だいたい男子は、母親側につくよな(^_^;) 「子供扱いするな!」 と成王子が祥を殺し、王位を奪おうとするも 王直属の部隊に、赤子の手をひねるように鎮圧される。 甘いガキの考え方やったな(^_^;) 王は、成をビンタ一発でKOすると ベルトで滅多打ちして、殺してしまう。 王らしくない感情にまかせた殺し方に どれだけ祥を愛していたかを物語っている。 でも、皇太子の座をあっさり譲った祥や 母親の為だけに反乱を起こした傑よりも 自ら手を下した成が最も、野心の塊の王の 資質を受け継いでいたとは皮肉なもんやな。 「防げ」 「跳べ」 「受けろ」 「構え」 「支えろ」 傑王子の反乱軍も、王の圧倒的な軍勢に鎮圧され 絨毯も菊も取り替えられ、まるで何事も なかったかのように整えられる。 王は傑に対し、許す条件として王妃に毎日薬を お前が飲ませろと言い、傑は母の前で跪き 「力及ばぬ息子をお赦しください」 と自殺してしまう。 家族団結の永久を祈る筈の重陽の節句が 家族崩壊の地獄絵図と化したな。 楽天以外の方は コメントにURLをお忘れなく♪ TBは、承認後に反映されます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.06.19 08:33:39
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