韓国の無言人形劇の「ダルレの話」を清瀬まで、仕事帰りに観に行きました。
2010年7/16に入間おやこ劇場でも観たのですが、ほとんど寝てしまっていたのです。
今度、「ダルレの話」の合評会をやると言うので、もう一度観に行きました。
清瀬子ども劇場では、人数を聞いて席を受付で取ってくれます。
私は一人なので、A17という最前列の真ん中の特等席!
これでは寝るわけにはいかないなと思っていたのに、
またウトウトしてしまいました。
まあ、前回よりは観ていたと思うけど、
観ていたら前回をなんとなく覚えていたから、それほど変わらないのかも。
泣ける話と聞いてるのだけど、私は泣ける段階ではなかったですね。
最初は、子どもの笑い声が聞こえるほどコメディタッチ。
恋人のイチャイチャから、結婚して、子どもが出来て、ほのぼのとした家族の風景。
魚釣りで釣った大きな青い魚の動きが美しい。
戦争に父が駆り出される時のシルエットでの演技が悲惨な雰囲気をよく出していい感じ。
父が雪だるまを作っているパントマイムが上手いなあ。
父が回想しているのか、また青い魚が現れ、娘も乗っている。
幸せな家族の象徴なのかも。
母が父からもらった赤い靴を見ながら思い出し、踊ってる。
ちょっと長いかな?
父、母が朝鮮戦争で亡くなり?
幼い娘が幸せだった頃を思い出す。
スライドで絵が映し出される。
少しずつ絵が加わっていくのが面白い。
少女は人形だけど、本物の子どものような動き。
動かし方が上手いのですよね。
最後、死んだ犬を抱きしめながら、動かなくなった少女に、
雪が降り続ける。
赤く光るのは血の象徴?
ここで泣けたらいいのだけど、、、
音楽は感動的?とばかりに盛り上がっていた。
アンコールで少女が母に抱きつくと、
「可愛い!」という歓声が。
私もそう思いました。
寝てしまうのは惜しいけど、やはり無言劇だからか、眠くなってしまう。
まあ、仕事帰りで、今日は卒業式だったというのもあるかも。
清瀬までもう一度行った甲斐はあるかな?
終わってから、絵葉書を買い、うちで写しました。
舞台の画像はその絵葉書です。
本も売っていて、「抱きしめてあげて」も買ってきました。
いわさきちひろの絵もいいですよね。