小説「
ゴールデンスランバー」(伊坂幸太郎)を読みました。
「内容説明:衆人環視の中、首相が爆殺された。そして犯人は俺だと報道されている。なぜだ? 何が起こっているんだ? 俺はやっていない――。首相暗殺の濡れ衣をきせられ、巨大な陰謀に包囲された青年・青柳雅春。暴力も辞さぬ追手集団からの、孤独な必死の逃走。行く手に見え隠れする謎の人物達。運命の鍵を握る古い記憶の断片とビートルズのメロディ。スリル炸裂超弩級エンタテインメント巨編。 」
「ケネディ大統領暗殺の犯人オズワルドにされるぞ」と友達に言われ、必死に逃げる青柳だけど、
元恋人や、大学時代のサークル仲間など、青柳を助けてくれる人が居て救われますね。
また、あとがきに「話(伏線)を畳まないまま楽しんでもらえるか、にはじめて挑戦した」と
書いてありましたが、何が畳まない伏線だったのか、よく分からない私・・・
井ノ原小梅がそうかとも思ったけど、2部では殺されてたという描写があったから、関与してたのでしょうね。
追われてる中でも、ユーモアを忘れない青柳もいいなあ。
面白くて、一気に読んでしまいましたね。