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Dec 2, 2004
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今日は久々に立川のヤマハに出向き、ようやく山崎孝氏校訂の全音版ショパンエチュードOp.10と25を入手。実は、いつも訪れる楽器店の楽譜コーナーも割と品揃えはあるものの、なぜかショパンのエチュードについては全音版(山崎版はおろか、校訂者未掲載の版も)、パデレフスキー版、ウィーン原典版いずれもゴッソリ無い。だ、誰だ、エチュード集を買い占めているのは? というわけで、なかなか立川まで足をのばす時間がないまま、12月になってしまった訳だが、ようやく時間をとって、いそいそと買いに行ったのである。確かに、この楽譜は良い。細かな解釈や練習法等も掲載されており、私のような独習者には、それら解説がまるで天の声のように思えてならないのだ。

さて、ここからが本題である。立川ヤマハで手にとった楽譜は、ショパンだけではなかった。そう、バッハの平均律クラヴィーア曲集を買い直しかったのである。昔、先生に習う時点までは進まなかったものの、数曲をさわり程度に弾いた時に使用した全音の楽譜がどこかにあるはずなのだが、これまた行方知れず。というわけで、ええいっ、買ってしまえ、と再び購入。

今回購入したのは、バッハの奏法研究で知られる市田儀一郎氏校訂の全音版。「むむ、まてよ。インヴェンションとシンフォニアもこの市田版を見ておこうかな」と手にとる。あれほどバッハは好きな分野と言っていながら、最近インヴェンションに行き詰まっていた私には、譜面の後方ページに掲載された細かな解説を読んでみるのも良いか、と結局お買いあげとなってしまった。

さぁ、ここからが、困惑の時間となる。

■愛用の井口基成氏校訂の春秋版バッハインヴェンション

これまでこの譜面をずっと使ってきたのだから、当然のごとく愛着もわいている。トリル位置だって速度指示だって、そして強弱だってこの楽譜に従って弾いてきた。そう、井口版にはこれら表現記号たちがわんさかと譜面上に掲載されているのだ。

しかしながら、ご存じの方も多いだろうが、元々バッハの楽譜には速度指定も強弱記号、スタカート等の表現記号もつけられていない。原典版も、基本的にバッハが書いたもの以外については一切書かれていないので、原典版を使用の人はそれが当たり前と思っているだろうが、私のように春秋版から始めた者にとっては、(井口氏が解釈してつけられたと思われる)譜面に細かな指定が掲載されているものに見慣れしまった。難解なトリル解釈も、譜面下に注釈として掲載されているため、基本的に見開きページだけで事が足りるのである。

ところが、インターネット上でインヴェンションについて調べていたところ、この井口版に対して異議を唱えているものもいるようだ。おいおい、そこでそんな強弱指定はないだろう・・・といった具合に、である。この類の論議にぶつかると、学習者は一体何を信じて勉強すれば良いのか、非常に悩ましい。

■市田儀一郎校訂の全音バッハインヴェンション

こちらの楽譜は、ペーレンライター社の原典版を底本とし、市田儀一郎氏が詳しく解説した実用本。譜面自体に表現指示はほとんどないものの、運指や旋律の終始等が細かく掲載され、フレージングの勉強にはかなり役に立つ楽譜だと感じた。また、後方の解説ページ、ここが大いなるポイントであり、学ぶべき点や、奏法、テンポ、トリル解釈などが細かく掲載されているので、ここをじっくり読んでから練習に望むと良さそうだ。



といいつつも、両楽譜を並べながらいざ弾いてみたところ、各所でトリルの類の解釈は異なるわ、アルペジオだったり和音だったり、音が異なるなんてことまで飛び出てくると、「私が今まで練習してきた時間は・・・一体何?」と途方に暮れる始末。これはもうショパンの版違いどころの騒ぎではない。

あぁ、また悩みの種をひとつ増やしてしまったようである。結局、当面は春秋社の譜面を元に、市田氏全音版の解説ページを熟読しながら学んでいくということに落ち着いたのだが、本当にそれで良いのか、自分。




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本日のピアノ練習メモ(定例)
●ハノン #29-30,#39
#29-30を続けて繰り返し4回。
#39テンポ110で1回ずつは以下の調
 ハ長調,イ短調,ヘ長調,ニ短調,変ロ長調,ト短調,変ホ長調,ハ短調,変イ長調,ヘ短調,変ニ長調,変ロ短調,変ト長調,変ホ短調,ロ長調のスケール
#39テンポ100でじっくりと何度も繰り返す。左右片手ずつ往復して練習は以下の調
 嬰ト短調のスケール


●ブラームス51練習 #17,18ab,#30(4-5指強化の為)
#17、数回繰り返し
#18a、右手16分音符4音の間に3連音符、まだまだゆっくりテンポで数回繰り返し
#18b、左手16分音符4音の間に3連音符の小節、昨日より更にマシな状態に。
#30、1音押さえたまま4-5指のトリル。数回往復。

●ツェルニー30番 #01~#22の奇数番曲練習、及び#23
#01~22の奇数番曲は、ノーミスで弾ければ1回ずつ。ミスした場合は繰り返し弾いて指慣らし。
#23、後半部(リピート以降)音ミス箇所幾つかあるため、部分練習後、通しで繰り返し練習。

●クラーマー=ビューロー60 #01~#03
#01、まとめ段階
#02、左手5指押さえながら8分音符を弾く箇所は良いのだが、たまに登場する5指押さえ無し8分音符、この5指から8分音符へ向かう時に、プツリと音が切れてしまうのがどうも気になってしかたがない。何か良い手はないだろうか。
#03、29,30小節目でどうしても音ミスを起こしてしまうため、ここを重点的に練習。


●バッハインヴェンション #01~#11
#01~#10はノーミスで弾ければ1回ずつ。ミスした場合は再復習。全音版の楽譜を見ながらフレーズ区切りを再度確認。
#11、譜面をおってゆっくりテンポで正確に。臨時記号に要注意だ。


●ショパン エチュード Op.10-4
テンポ四分音符105及び110,120で通し練習を数回繰り返す。120でつまずく箇所はその都度部分練習。

●ショパン エチュード Op.25-2
モデラートなテンポで通し練習。ritな部分、わざとらしくではなく、もっと自然に。

●ショパン エチュード Op.10-1
ようやく山崎版全音楽譜を入手したので、掲載された練習方法をアレンジしてリズムを替えて練習してみる。薬指が切れてかなり傷みを感じるため、数回練習したところで本日の練習は断念。





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Last updated  Dec 3, 2004 09:51:18 AM
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