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Dec 3, 2004
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昨日、バッハインヴェンションの日記コメントでペダル使用の話が出たことと、また、別の楽天仲間さんの日記コメントをつけながら、それまで己がいかにいい加減で意固地なペダル使用をしていたか、ここらでゆっくりと反省してみることにした。そういえば遠い昔、ピアノを習っていた時には手の動きや形には随分指導されたものだが、ペダルの踏み方についてレクチャーをうけた記憶が全くないのだ。そう、気が付いたら、ごく当たり前のように使っていたのである。譜面に指定された位置で右ペダルを踏んでみたり、指定がなくとも自分で必要と思えば踏んでみたり、はたまた、先生は「ここで踏んだ方が良いわね」と譜面に書き込んでくれたり、こうやって自然にペダルと親しんできたような気がする。

それがここにきて、右・左(あえて真ん中は除いて)ペダルに、様々な効用があり、しかも、手の指先以上に難解な存在であった、ということを実感させられることとなる。あぁ、これこそ、今更何を言ってるのだ?的なところであるが。

まぁそれの発端は、これまた少し以前の話題になるがドビュッシーの「ベルガマスク組曲」で、左ペダルを使うポイントを知ったことに始まった。また、先日購入したクラーマー=ビューロー練習曲の模範CDではペダルをうまく利用している演奏にふれ、「ペダルはただ響きを楽しむだけの道具ではない」、ということを思い知らされたのである。っと、その前にちょっとだけペダルの使い方のおさらいを。


右ペダル(ダンパーペダル)は、
・打鍵前にペダルを踏めば、打鍵と同時に柔らかい響きを得る(ゆっくりテンポで響きが欲しい曲に最適?)
・打鍵と同時にペダルを踏んで、リズム感の補助的な使い方をする。
・打鍵後にペダルを踏めば、各音間をペダルの響きによってなめらかにつないでくれる。

左ペダル(ソフトペダル)は、
・音量を弱く、また音色も少々くぐもったような感じになる。曲にメリハリをつける時は良いのだが安易な使用は・・・


今まで意識することなくただ自分の感性に任せてペダルを踏んできてしまった己は、ここにきてようやくペダルの各効果について再認識させられた。と同時に、最近の自分は、ペダル指定が無い箇所については、なるべく踏まずに弾くことを心がけていた。ところが、それがためにどうしても超えられない壁にぶちあたることがある。

例えば、左手で分散和音をなめらかに弾いているとして、これが桁外れに各音間が離れている箇所があったとしたら、とても音をつないで弾くことは出来ない。そう、折角レガートで弾いていた美しい分散和音が、ブチッと切れてしまうのである。そんなときに、右ペダルを補助的にちょっと利用すれば、切れるはずの音が綺麗につながってくれる。つまり、己のどうしても超えられない壁を、ペダルが助けてくれるのである。

ペダル指定が無いからといって、意地になってペダルを踏まないまま、いまひとつな演奏をするよりも、折角ついているペダルに助けてもらっても、罰は当たるまい。そう思ったら、急に気分が楽になったような気がする。これからは、響きを助ける効果はもとより、音のつなぎを助ける効果として、ペダルの利用を考えていきたい、そう思う今日このごろである。



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本日のピアノ練習メモ(定例)
●ハノン #29-30,#39
#29-30を続けて繰り返し4回。
#39テンポ110で1回ずつ(2往復)は以下の調
 ハ長調,イ短調,ヘ長調,ニ短調,変ロ長調,ト短調,変ホ長調,ハ短調,変イ長調,ヘ短調,変ニ長調,変ロ短調,変ト長調,変ホ短調,ロ長調,嬰ト短調,ホ長調のスケール
#39テンポ100でじっくりと何度も繰り返す。左右片手ずつ往復して練習は以下の調
 嬰ハ短調のスケール


●ブラームス51練習 #17,18ab,#30,#9a(4-5指強化の為,指を広げる)
#17、数回繰り返し
#18a、右手16分音符4音の間に3連音符、まだまだゆっくりテンポで数回繰り返し
#18b、左手16分音符4音の間に3連音符の小節、昨日より更にマシな状態に。
#30、1音押さえたまま4-5指のトリル。数回往復。
#09a、各指を広げる運動、割ととっつきやすい練習だが、指を広げながらレガートで弾くのはなかなか難しい。

●ツェルニー30番 #01~#22の奇数番曲練習、及び#23
#01~22の奇数番曲は、ノーミスで弾ければ1回ずつ。ミスした場合は繰り返し弾いて指慣らし。
#23、本日も引き続き後半部(リピート以降)部分練習後、通しで繰り返し練習。

●クラーマー=ビューロー60 #01~#03
#01、まとめ段階
#02、そろそろまとめ段階・・・といきたいところだが、テンポアップすると左手1-2指8分音符がまたしてももつれてしまうため、まだまだ練習足りぬようだ。
#03、29,30小節目でどうしても音ミスを起こしてしまうため、ここを重点的に練習。


●バッハインヴェンション #01~#11
#01~#09はノーミスで弾ければ1回ずつ。ミスした場合は再復習。全音版/春秋版両楽譜を見比べながらフレーズ、トリルを意識して弾く。
#10、今更ではあるが、この曲のポイントはノンレガート。それをすっかり忘れており、再練習をする羽目に。
#11、今日もじっくりと譜面通りに弾くことを目標に練習。

●ドビュッシー ベルガマスク組曲から「プレリュード」「メヌエット」
プレリュード、まとめ段階。本日は包帯付き指ゆえ、流れるようなフレーズがうまく弾けない。
メヌエット、そろそろまとめ段階といきたいところだが、前半部でどうしても音を外しがちな箇所があるため、これをクリアしない限りはまとめられない。

●ショパン エチュード Op.10-1
通し練習後、まだまだ指が馴染んでいない箇所の部分練習。切れた指の痛みのため、練習はこれまで。


薬指はおろか、中指、人差し指まで切れてしまい、包帯を巻いて応急処置はしたものの、こんな指で速いフレーズの曲は弾けないと本日の練習はこれにて断念。薬を塗って一晩たてば症状はだいたい落ち着くはずなのだが、昨日ぱっくりと割れてしまった薬指先、これはなかなか完治しそうになく、しばらく練習は控えめにしなければならないか。





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Last updated  Dec 4, 2004 12:24:39 PM
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