2020-21シーズン、開幕。
Blackが多少なりともNBAを観るようになってから、4年目のシーズンだ。
無観客でも各チームのホームで試合をするのは、まだ心配なところではある。
また開幕が遅れたため、例年の82試合より少ない72試合で行われる。オールスターも行われない。
もうひとつ大きな問題がある。我らがラプターズのホーム事情だ。
カナダにホームを置くため、他以上に移動に問題が出る。
解決する策は十分でなく、今季はフロリダ州タンパのアマリー・アリーナに間借りすることとなった。
これではWe The Southだって?
戦力面では、昨季をやや下回る評価となりそうだ。
主力7人のうち3人がFA。最優先するべきヴァンブリートは残留したが、サージとマルクが退団。
移籍先はそれぞれクリッパーズとレイカーズ・・・昨季のリピートか?
ビッグマン不足を補うべく、アーロン・ベインズとアレックス・レンを迎え入れた。
彼らがどれだけやってくれるかだろう。
今季は自前の指名権もあり、29位でマラカイ・フリンを加える。
さらに、過去2年グリズリーズにいた渡邊雄太が加入。
2way契約なので、Gリーグ(野球で言うマイナーリーグ)との掛け持ちとなる。
日本プロ野球と同様、今季は選手層が重要になる年だ。出番はあるかもしれない。
ガードやフォワードは昨季の面子が残っているので、大崩れしなければプレーオフまではたどり着けるだろう。
それ以上は、シーズン中の各選手の成長次第だ。
NBAでは、開幕日には2試合が行われる。どちらかに前年の優勝チームが登場する。
今季の開幕戦は、ネッツvsウォリアーズ、レイカーズvsクリッパーズ。
で、他のチームも開幕を迎えるシーズン2日目。
すぐにクリスマスが来るので、今年は2日目までに30チーム全てが1試合を行う。
トロント・ラプターズ
RS: 53勝19敗 イースタン・2位 勝率.736
PO: 1回戦突破(ベスト8)
VS
ニューオーリンズ・ペリカンズ
RS: 30勝42敗 ウエスタン・13位 勝率.417
PO: 不出場
2年連続で、同じ相手と開幕で当たる。
昨季の開幕、トロントにペリカンズを迎えたのがすごく前に思える(⇒
2019/10/22)。
ついでに互いの順位も2018-19シーズンと同一である。
ドラフト1位のスーパールーキー、ザイオン・ウィリアムソンは昨季中盤まで出場せず。
前半で13連敗し、昨季のペリカンズは再びプレーオフ圏外に終わった。
それでも後半はザイオンが活躍を見せ、まずまずの戦果を挙げた。
ホームゲームだが、前述の通りフロリダ州タンパに間借りしているので「一応」がつく。
今季も全試合は観ないだろう。重要な試合に的を絞る。もちろん開幕戦はそのひとつだ。
Popeyesのポップコーンシュリンプを買った。
気合い入れて観戦する時の定番だ。$9.71と少し高いが、スポーツバーに行く代わりと考える。
2019のチャンピオンリングをつけて、応援準備は万端だ。
こちらは試合前のワンカット。
前半からミスが目立つが、基本的にはリードする展開で始まる。
前述の新加入組や、トーマスにブーシェイといったベンチ組が早速活躍。
特に2Qで大きく得点を伸ばし、57-50で折り返す。
ところが、3Qで22-38と一気に逆転される。
原因はスリーだ。ラプターズが10本全部外す。
調子が悪いと
12分間スリー無しってのは結構よくある気がする。
こういう時に流れを変えられるエースがいないのが、今のチームの不安要素だ。
一方、ペリカンズはここで7/8。これでは逆転されても当然である。
昨季の開幕戦よりも一層、レディックに決められ続ける。
4Qも一時は5点差まで減らすが、後が続かず終盤さらにリードされる。
結果、99-113で終わった。
8年ぶりに、開幕戦に負けた。
さらに、借金を持つのは2014/1/07以来、ほぼ7年ぶりらしい。
2戦目は12/26、早くもスパーズと当たる。
そして次は強豪シクサーズ・・・手強い序盤戦になりそうだ。
まあ年内最後はニックスだし、最悪でも全敗で年越しだけは無いと思うけど。