カテゴリ:庭の花
アメリカイヌホオズキ
暑い暑いと言って庭仕事をサボっていたら、あっという間に雑草ボーボーな庭になってしまいました。 気が付けば「アメリカイヌホオズキ」が50cmを超える大株になり、小さな果実がたわわに実っていました。 毎年どこからかタネが運ばれてきては、庭に生えてしまう雑草のひとつです。 主に道ばたや空き地などで見られる、北米原産の帰化植物です。 ▲1cmくらいの小さな花が散状に付きます。 花色はほとんど白に近く、うっすらと紫がかっています。 ▲1cmに満たない小さな果実がなり、熟すと黒く色付きます。 全体的な草姿はホオズキに似ていますが、紙風船のような観賞価値のある実にはなりません。 名前に「犬」がつく植物は多くの場合、食べられないか、食べられたとしても美味しくありません。 これも例に洩れず食べられない(食べてはいけない)もので、全草に「ソラニン」という毒を持ってます。 「犬」というのは「役に立たないという」意味があり、花の名は「役に立たないホオズキ」ということになります。 また、図鑑によっては、「イヌ=否」であり「ホオズキではない」という意味だとする説もありました。 --- アメリカイヌホオズキ(亜米利加犬鬼灯、亜米利加犬酸漿) Solanum americanum 分類:ナス科ナス属 一年草 花期:7~9月 →ホオズキ(ホウズキ)を探す 【参考文献】 高橋勝雄 ,『野草の名前(秋冬)』, 山と渓谷社 , 2003
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最終更新日
2009年07月20日 21時15分57秒
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