|
カテゴリ:日々の暮らし
今朝、テラスで水遣りをしたときに写した写真です。 そう、鉢植えのレモンの木です。 松島にお引越しされたお友達が、 持ってきてくれました。 彼女の新居となったお家の庭木の一つだそうで、 それを分けて持ってきてくれたのです。 袋から取り出したときの重さ--- こんなに重いものをわざわざ持参してきてくれた彼女。 夏に届けたかったんですと。 だけど、工事で大変なご様子だったからと。 わたくしのところに持って来てくださるために、 鉢植えにしてからずっと世話をしてこられたとのことでした。 ここまで持って来てくださるのに、 バス亭まで歩き、バスに乗り、電車に乗り継いで、駅から歩いて---- 重かったでしょうに--- 胸が熱くなりました。 有難う--- 本当に有難う--- レモンの木というのを、 実は、初めて見ました。 こんなにも瑞々しいんですね、 木になっているレモンって。 まるで、 いまの彼女のようです--- 事情あって離婚後十数年間、働きながら女手一つで ご子息を育ててこられた彼女。 そのご子息のことでご縁が出来たお母様でした。 もう、あれから8年になるんだなァと。 当時の彼女の苦しみは、とても言葉では言い尽くせないものでしたけれど、 わが子を愛すればこそ、 母親として大きく成長されたお母様でした---- 親って、本人がたとえいくつであっても、 親としての年齢って、わが子の年齢と同じなんですよね。 わが子のために自分を成長させることができる親というのは、 本当に素晴らしい! 彼女のようにその戦いを戦い、その戦いに勝利できた親たちに 祝福あれと祈るわたくし---- 耐え難い思いに耐え続けた日々の重さ、苦さも、 やがてわが子の成長に目が開かれたとき、 我が子を心から信じることができるようになるのかもしれませんね。 もうじき自立して彼女の元から旅立っていくご子息を前に、 彼女は、いま、戦い終えた穏やかな顔をして、 「とても幸せなの」 と語ってくれました。 親子ゆえ、これからもさまざまな戦いが待っているかもしれません。 だから、いまの安らぎも、次の更なる戦いまでのつかの間かもしれないけれど、 彼女の目には、その戦いにも逃げずに臨むだろう自信が漲っていました。 我が子を信じる戦いを戦う親たちに 幸いあれと心から祈ります。 先週、彼女からいただいたこのレモンを皆様にもお見せしたくて、 ブログでご紹介させていただきましたが、 クリックしてくださった方、 有難うございました。m(__)m お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Nov 14, 2007 09:40:53 AM
[日々の暮らし] カテゴリの最新記事
|