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2004.06.18
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カテゴリ:音楽
【追記】No.4
夕方、浜に行ってきました。
やっぱり西の空には雲が出ています。

明るいうちからバーベキューで盛り上がっている人たちもいました。
週末なんですな。

更新しました。
夕陽が好き![I Love Sunset!]
保線区 2004年6月15日


【追記】No.3
生ごみとお蕎麦屋さんからもらっただしかすを大菜園に埋めてきました。
2週間ぐらい行ってなかったかしら。
大きなポリバケツに丸々2杯。
いやあ、暑かったわ。
すごい臭いになってたし、だしかすの方は小蝿の幼虫(ウジですな)がたくさん出てたし。

幻泉館大菜園は山の中の新興住宅地です。
もう周りは全部家が建ってしまって、うちのところだけが空き地という感じ。
違う、畑。
もうすぐトマトが採れる。
メロンの苗が一つだけ残ってる。

一汗かくと、それでも山の風はさわやかでした。
夏です。

【追記】No.2
高校の同窓会名入り封筒で届いた選挙の事前運動のチラシがあやしいので、印刷された連絡先に電話してみた。
会計事務所内ということになっている。

誰も電話に出ない。

以前もこんな感じの封書が届いたことがあった。
電話して確認したところ、結局同窓会とは関係ないということだった。
そりゃそうだ、同窓会が推薦しているのなら、同窓会のメンバーのところに案内が来るのは論理矛盾なのである。
知らないはずがないのだから。

つまり、同窓会の名をカタっているのである。

表裏四色刷りで自由民主党の名前が入った「後援会申込書」が1枚。
出陣式の案内、総決起大会の案内、支援のお願いの紙が各1枚。
ずいぶん潤沢な資金をお持ちのようだが、いったい誰がお金を出して、誰が発送しているのか、まったくわからない。

【追記】No.1
葉書は不思議なものですね。
たった一言で愛を伝えてくれることもあるでしょう。
一銭五厘で若者を死地に駆り立てた歴史もあります。

もっとずっとくだらない話。
今週は詐欺葉書が二通届きました。

「(株)日東債権管理機構」を名乗るところから「不良債権請求通達書(督促状)」。
「法務省認可特殊法人 東日本総合債権管理事務局」を名乗るところから「電子消費者契約通信未納利用請求最終通達書」。
前者は台東区台東の住所が書いてあるのに、消印は日本橋。
後者は中野区中野の住所が書いてあるのに、消印は練馬。

どうも同じところが出しているようです。
内容がめちゃくちゃなので詐欺なんですが、こんなアホな葉書であわてて連絡してしまう人もいるんでしょうね。
電話かけちゃいけませんよ。

もしかしたら、昨日の追記に書いた選挙の事前運動の郵便も同じところが出したのかもね。
中身がめちゃくちゃで、差出人がわからないところがよく似ています。



吉祥寺で見かける文人といえば埴谷雄高さんだった。
僕が吉祥寺で暮らすようになるころに亡くなった金子光晴さんも、晩年を吉祥寺で過ごした文人だ。
残念なことに僕はその姿を見ることができなかったが、友部正人さんが「絵葉書」という曲で、吉祥寺を歩く金子光晴さんの姿を歌っている。

ただ、友部さんが歌うその金子光晴さんは少し変わっている。
もう死んでいるのだ。

 ♪ 何を並べているのですか
 ♪ 自分の死をですよ
 ♪ そんなにいくつも並べてどうするのですか
 ♪ 自分が本当にいたのかどうか知りたいのです

友部さんはとんでもないことを歌う人で、死んだ金子光晴さんは妙に元気で滑稽だったりする。

 ♪ マフラーを首に巻き 袂から煙草をとりだし
 ♪ 死んだら気管支カタルが治ったのだ

山之口貘さんと一緒にテレビに出ていた金子光晴さんを思い出す。
帽子を脱いで、自分の禿頭をぴしゃりとたたいて見せてたな。

 ♪ 煙草を吸う背の高くなった金子光晴の前を
 ♪ 一度しか死ねない人達が通り過ぎていく

友部さんの歌では、金子光晴は何度も死んだことを恥ずかしく思っている。
郵便局で20円切手を買い、絵葉書をいっぱい抱えて、自転車で帰る。

 ♪ 何度も死んで街にまで取り残されてしまったけれど
 ♪ でもいつか買ったばかりの切手をこの街に貼るのだ

栄えてはいるけれど、でも今ほどの華やかさはない、懐かしい吉祥寺の街。
そうだ、成蹊大学のあの並木を、金子光晴は愛していたのだった。

この曲は『春一番ライブ'77~'78』と友部さんのデビュー20周年記念コンサートライブ盤『ぼくの展覧会』(1992年)で聴くことができます。


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Last updated  2004.06.18 21:15:37
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