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カテゴリ:TVドラマ
フィナンシャルプラナーで旅館経営のスペシャリストの星野さつき、調理のプロで創作料理のスペシャリストの島慎之介、インテリアコーディネータで接客のプロの森田梢たち温泉宿再生のスペシャリストが、行く先々で、事件に巻き込まれながらも、温泉宿の再生に力を尽くすという「温泉(秘)大作戦」シリーズの9作目。今回は、早春の気仙沼が舞台だ。 そういえば昔、欽ちゃんファミリーに気仙沼ちゃんという人がいたが、気仙沼は宮城県の北東にある街で、三陸海岸に面しており、漁業で有名である。そして今回さつきたちが訪れたのは「気仙沼プラザホテル」、実在するホテルである。 ○気仙沼プラザホテル さて、どんな話かを簡単に紹介しよう。ドラマの中では、このホテルは団体客が減ってきており、個人客を増やしたいと、さつきたちの経営指導を受けるという訳だ。この地では、さつきの銀行員時代の後輩である阿部ゆかりが魚の仲買人である父親を手伝っていた。ところが、ゆかりの父が殺され、その容疑がホテルの女将の田部琴子にかかる。一方、不審な動きをするカメラマン風の男がうろつき、デベロッパーの影も見え隠れする。さつきたちは、ホテルの経営指導をする一方、事件の真相も追及する。 このドラマの一番の魅力は、何と言っても、温泉と、地元の食材を使った美味しそうな料理の紹介だろう。気仙沼温泉は、2005年に開発されたばかりの新しい温泉だということだ。また、気仙沼は、マグロやカツオなどの水揚げ高は全国有数だということであり、またフカヒレでも有名らしい。そんな地元の食材を使った料理が紹介され、金と暇さえあれば、直ぐにでも行ってみたい気になってしまう。 最後に一つ、ドラマの中で感心した台詞を紹介しよう。島が内藤から料理に関してよくそれだけのアイディアを思いつくと感心された時の島の言葉である。 「お客様が召し上がる顔を想像してみてください。」 そう、ビジネスで大切なのは、想像する力である。これがないと単にマニュアル通りにしかできない人間になってしまう。最近は、そんな人間も多いということを時折耳にする。マニュアルの字面をなぞるだけでなく、その目的にそって自分の頭で考える。これが一番重要なのである。 (監督) ・合月勇 (出演) ・森口瑤子(星野さつき) ・東幹久(島慎之介) ・高樹マリア(森田梢) ・市毛良枝(田部琴子) ・いしのようこ(阿部ゆかり) ・柳沢慎吾(内藤裕次郎) ・野際陽子(城ノ内愛子) ほか ○ランキング今何位? ○姉妹ブログ ・文理両道 ・本の宇宙(そら) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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