銀河はるかに

昨日行きそびれてしまったので、今日の１１時少し前に幕張メッセで開催されている東京オートサロンに家内と出かけた。

家内は近くのカルフールとか、アウトレット店に行くからと幕張の駅近くで車から下して、私だけで、オートサロンの会場へ向かった・・・・・が・・・いつもの駐車場が満車で閉鎖になっていて、その他の近隣の臨時駐車場も満車、案内板にしたがって走ると3ｋｍ以上先の川の近くの駐車場へ誘導している・・・・・だがそこも延々と渋滞中で一寸刻みのノロノロだ。

これは、このままでは会場に到着する時間などとても読めないと感じたので、並ぶことを放棄し、かなり先にある稲毛海浜公園の駐車場に車を止めてタクシーでメッセまで戻る事を決めた。

海浜公園の駐車場へ止めてタクシーを捜すが全く通らない。仕方なく携帯電話から１０４でタクシー会社の番号を聞いて電話でタクシーを呼び12：15頃にやっとメッセに到着。

会場に着いたが、前売り券を買っていなかったので、ここでも長蛇の列の最後尾に並びチケットを買ってやっと会場に入ったが・・・凄い混雑！！昨日の天気が雨模様で、客足が遠のき、今日に集中したことがすでに判っていたが、予想を大きく超える大混雑で、まっすぐに歩けないなどと言うレベルではない！



ＮＡＴＳのバルーンが画像の奥に見えるが、私が去年の春に大学フォーミュラのことで訪れたことのある日本自動車大学校のブースへ向かい、教育部長に挨拶して、次にアルミホイールの関係で工場に取材をしに来てくれた雑誌カーボーイの関係の方の出展を探した・・・。
首尾よく見つかったので、挨拶をして、興味のあるサスペンション関連の部品メーカーのブースを周り、ＲＯＴＲＥＸというブースでメカニカルタービンチャージャーという過給器を見つけた。

クランク軸からベルトで駆動力を得て遊星ギアを使い増速し、タービンディスクを高速に回してエンジンに圧縮空気を供給するデバイスで、ルーツコンプレッサより損失が少なくターボチャージャーより低速がかなり使いやすいと言う、丁度スーパーチャージャーとターボチャージャーの特徴の中間的な性能で、高回転域はターボには及ばないが中低速～中間加速のリニアな特性は実戦向きの使いやすさを期待できそうなデバイスと感じたのだ。



まあ、オートサロンは混み過ぎていて、よく見られなかったので、早々に引き上げ、家内と待ち合わせて、映画「Ｅａｒｔｈ」を見にゆくことにした。

内容はＴＶで放映されたプラネットアースとを全部見た方なら、ほぼ見たことのある内容だが、大きなスクリーンで迫力のある美しさは見事なものであった。

ただ、「地球環境の危機を訴えること」をテーマにしている構成としては、やや物足りないもので、美しい自然、かけがえのない地球という点では、美しく素晴らしく見ものですが・・・・もう少し強烈に地球の危機を訴えないと、見る人の心には衝撃を与えられないような気がしました。

それでも、私はアネハ鶴が、８０００Ｍ級のヒマラヤ山脈を越えるため必死に飛ぶ姿を見ていて、思わず感動して目頭が熱くなってきました・・・・。